どうも、あおやんです。
今回は、映画「3月のライオン 後編」について、原作ファン目線から見た感想を語っていきたいと思います。
前編はやや描写が物足りなかった印象
《画像引用元:映画「3月のライオン」公式サイト》
なぜ前編ではなく後編の感想なのかというと、どちらかといえば後編の方が「3月のライオン」の原作ファン的には楽しめるのではと思ったからです。
思えば前編の方は上映当時大コケしたとか言われてましたし、評価も賛否両論といった感じ。
一部配役(香子とか)がイメージと合ってなかったり、原作でのシリアスとコミカルさを兼ね備えた表現が映画では見られなかったなど、ちょこちょこ目に付いてしまう部分はあります。
何より後編に上手く繋げていくのに、川本3姉妹との交流はもっとしっかり描いた方が良かったのではと言う意見も多いです。
そもそもこの作品のメインヒロインである川本3姉妹よりも、何故かメインヒロインっぽい香子が謎という声も。(後編できちんと逆転していますが)
ただ主人公の零のこれまでの人生や心情といった面はしっかり描写されているので、3月のライオンにハマって間もない人とかなら楽しめそうな感じです。
原作好きなら後編から観ても楽しめるかも
《画像引用元:映画「3月のライオン」公式サイト》
前編の物足りなさとはうって変わって、後編は原作でも人気強めのエピソードをブッ込んできます。
- ひなたの学校のイジメ問題
- 誠二郎(3姉妹の父親)とのエピソード
- 宗谷との対局
さらに原作で当初の予定となっていたらしい結末を、この後編のラストに持ってきています。
映画の結末をそのまま漫画にも持ってくるのかどうかは、原作者の羽海野先生のみぞ知ると言ったところです。
誠二郎事件が原作ではもう終わってしまっているので、持ってこれるとしたら香子関連のエピソードでしょうか。
香子関連は本当にこういうオチな気がしますよね。
確かに幸田父、最後の最後で香子にあの対局の話持ち出しそう(香子が零を殴った時の対局ね)
で、なんやかんやで最後は結局後藤とよろしくやってそうな。
でも映画版みたいに奥さん亡くなるのは悲しいなぁ……。
原作ファンとしては、まず映画版ラストを観た上で、原作の今後の展開を見届けていきたいですね。
映画の内容を思い出すにあたって、MIHOシネマを参考にさせて頂きました。
めちゃくちゃ詳しくあらすじ書かれてて助かった。