どうも、あおやんです( ´ ▽ ` )ノ
合法的に口内を切り裂いてそのまま放置しちゃうよ!というバイオレンスなオペ「がま腫開窓手術」を受けてから約1週間が経過しました。
手術から約1週間が経過した今、傷はかなり塞がってはきたのですが、どうやら傷の治りが早すぎるのも逆に良くないそうです。(詳しくは後述)
やっぱりまだ傷口痛いですけど、ロキソニン飲まなくても耐えられるまでには回復しています。
激痛!死ねる!みたいなのは2日目くらいで収まりますし、痛いのは痛いですけど世間一般的に見れば軽い手術です。
あおやんは歯科から紹介された口腔外科に行ってその場で即手術でした。
そして2日目の夜からはもう普通にチューハイ飲んで焼きそば喰らってました。痛いのは痛いのでチビチビと口に入れてましたが。
傷口がある側の逆側の歯で噛めばなんとかいけますね。日が経つにつれて舌も少しずつですが動かしやすくなってきているような気がします。
順調に快方に向かっていると思われたその時……あおやんの口内に思わぬトラブルが発生!!
がま腫の傷口から謎の液体が
4日目の夕食後あたりからでしょうか、口の中からやけにしょっぱいお味が止まりません。
これは、もしや俗に言う「膿」と言うものでは?
それとも「血漿」と言うやつ??どっちだ??
とりあえず病院に連絡入れると「一応見ときますか」みたいなノリで、急遽翌日に再び口腔外科を受診。
そこであおやんは担当医様からとんでもないアドバイスを受ける事になります。
がま腫開窓手術後は、再発防止の為に傷口をできるだけ長く放置しましょう(地獄)
どうやらあおやんの傷の治りは順調過ぎたようで、もちろん膿なども出ておらず、化膿もしていませんでした。
「しょっぱい汁」というのは、たぶん血漿とか組織液とかそういう類だろうと思います。
ただ、傷の治りがやたら早い件については逆にネックとなるようです。
お医者様からは「がま腫開窓手術後は、再発防止の為に傷口をできるだけ長く放置しましょう」的な恐ろしいアドバイスを頂きました。
というのも、がま腫は切開術だけでは再発するかもなので、しばらく傷口を開いておく必要があるらしいのですね。
傷が早く塞がってしまうほど、再び唾液が溜まってしまう事もありえるのだとか。
いや治るの早かろうが遅かろうが唾液溜まる時は溜まるんじゃない?と思いましたが、なんかしら医学的な根拠があってのお言葉だと思うので黙って聞いておくことにしました。
「傷口自体は2日で塞がった」なんてさすがに言えませんですw
むしろ何日もあの激痛に耐えながら傷口おっ広げていられる猛者って存在するの?
お医者様が言うには、塞がっちゃったものは仕方ないのでなるべく激痛に耐えながら舌をよく動かせと。しばらく傷口治すなと。
そして再びロキソニン(プラス胃薬)を渡されて終了。
「これ以上はどうしようもないからなるべくゆっくりペースで治してね!」と言わんばかりの処方箋。
このお医者さん、「3月のライオン」の桐山零がふんわり老けたみたいな優しい顔してるけど実はめちゃくちゃドSなんだろうか。
しばらく食事がつらい
とはいえ塞がってしまった傷口を今更開く度胸もないので、とりあえず舌を意識して動かしながら「イデデデデ!!」とか言ってる毎日。
食事はすっかり通常のものに戻っていますが、傷口の反対側の奥歯の方に食べ物が入り込んだ場合、舌で取ろうとすると地獄です。
歯磨きは普通にできるようになりましたが、やはり歯ブラシが傷口に当たると地獄です。
いやむしろ当ててダメージ与える方が再発防止には良いんだろうけど、ホントそういう自傷行為したくないんですって……。
がま腫開窓手術:ここまでのまとめ
ツイッターとかネットを見る限り、がま腫に悩んでいる人は意外に多いみたいなんですが、その割に「開窓手術」の情報に関しては少ないイメージ。
あってもマニュアル的というか、体験談があまり多く記載されてないので、リアリティを感じられないというか。
もっとユーザーレビュー読んでから挑みたかったぜ……。
どちらかといえば、「舌下腺摘出術」とか、「OK-432(ピシバニール)注入手術」の方が治療のマニュアルとしては最善らしいので、その影響ですかね。しらんけど。
ただあおやんの行った口腔外科では、「とりあえず切っとくだけのパターンが多いで!」といったニュアンスの事言われました。医療の世界も色々と複雑なんだなぁ。
そんなわけで今記事のまとめとしまして、「がま腫の開窓手術」体験談を軽く記載しておきたいと思います。
あくまで一個人のパターンの流れなので、「これから手術受けるけど不安よ!」という人は一つの参考例として読んでいただければ幸いです。
【手術初日】
- 「がま腫開窓手術」により、口の中にまーるい穴状の傷口ができます。舌で触れると地獄なので触らない方が良いです。
- ロキソニン効いてくるまでは、痛すぎてマジで何もする気が起こりません。麻酔切れる前くらいに飲んでおくのを推奨。
- ご飯はおかゆと牛乳くらいしか摂取できません。痛すぎて。事前にロキソニン摂取が不可欠。
- 化膿止めは1日4回を2日にかけて服用。
- うがい薬はアズノール4%を処方されました。1日数回やると良いらしい。
【術後2日目】
- まるい傷口は塞がったものの、本来ならすぐに傷口が塞がるのは、がま腫的にはあまり良くないらしいです。
- パンとか、ちびちび食べれそうな柔らかいものが食べられるようになります。
- 初日ほどでは無いものの普通に痛いので、ロキソニン効いてないと何もやる気が起こりません。
- 会話もしにくいので接客業とかで働いてる人は2~3日くらい有給とった方が良いと思う。
【術後3〜4日目】
- ここら辺からだいぶ痛みはマシになるものの、それでも痛いです。この時点でロキソニンはあまり飲まなくても良くなる。
- 食事は普通に色々食べられるようになるけど、カレーとか刺激物はちょっと勇気が要ります。
- 舌を動かすと傷口が開きそうになりますが、むしろ開くくらいの勢いで動かす方が良いらしい(地獄)。
【術後5日目】
- 膿みたいなしょっぱい汁が出てきましたが、当方の場合化膿はしていませんでした。血漿とか組織液の類かと思われます。
- とはいえマジで化膿してるケースもあるようなので、不安な場合は病院へ。
- アズノール液でうがいしてたらちょっとマシになります。
【術後7日目以降】
- 傷口の治りが早いと「もっと舌動かせ」って言われます(笑)
- 初日〜2日目に比べたらかなり舌を動かしやすくなってきますが、普通に痛みはあります。ロキソニンはそこまで必要無いかと。
- 血漿・組織液・リンパ液的なものがちょいちょい出てくるので口臭にも影響します。なのでこまめなうがいは必須。
がま腫開窓手術:まとめのまとめ
まとめますと、「術後は痛みに耐えながらなるべく長く傷口を残しといてね!」という話です。
口で言うだけなら簡単なんやで……。
こうして書いてみるとデメリットしか無いような手術なのですが、わざわざがま腫の開窓手術を受けるメリットとしては以下のような感じでしょうか。
- 費用が安い(保険適用・薬込みで3〜4000円くらいでした)
- 神経麻痺などの後遺症発生率は「舌下腺摘出」より低いと思われる
- 体感的に、手術自体は15〜20分くらいでサクッと終わる。全身麻酔も不要
- 手術中よりも術後2日間が地獄
- 何よりあの不快ながま腫がサクッと無くなるのは嬉しい
あくまであおやんの個人的な見解です。
後遺症については事前に医療関係の書籍・サイトとかでよく調べておいた方が良いですね。うちは医療専門サイトでは無いので。
特に舌下腺を摘出したパターンだと、再発はほぼ無くなるようなのですが、神経麻痺の後遺症を訴えるケースは稀にあるみたいです。
切開か舌下腺摘出かOK-432(ピシバニール)注入か。
病院によって選べる手術は違うかと思いますが、ご自身が最も納得のいく方法で治療に挑んでいただけたらと思います。
なにせ痛いですからねww
それでは、また〜(´∀`)