どうも、あおやんです。
41週を目前とした40週6日、ついにあおやんベイビーが爆誕しました。
企業秘密のため頭だけで失礼w
出産予定日を過ぎ、誘発分娩か予定帝王切開のどちらかでいくという話も出ていたんですけど、いざ産んでみたら破水→陣痛→緊急帝王切開というまぁまぁなフルコースに。出産は予定通りにはいかないものとはよく言ったものであります。
明日ようやく退院できるということで、今回は破水から緊急帝王切開へと繋がる出産レポを簡単にまとめていきたいと思います。
40週2日、里帰り直後にいきなりおしるし様降臨。
実は40週2日の時点で里帰りを済ませていました。荷物の積み込みや実家での階段の上り下り環境の変化なども効いたのか、その次の日におしるし様が降臨。
おしるしと同時に前駆陣痛が度々訪れるようになり、「う〜ん、これはそろそろか?」なんて思いつつ毎日過ごすものの、決定的な陣痛はやってこないまま数日が経過。
40週5日、早朝に突然の破水。
40週5日の早朝、寝起きにいきなり生理2日目みたいな血がドバドバ出てくる感覚を感じたと思ったら、さらに液体のような何かが勝手にドバドバと噴出。
初めての経験ながら、「こ、これが噂の破水ってやつか!!」と自然と理解し、とりあえず持ってきていたお産パッドを2枚重ねで装着し、隣の部屋にいる母を起こす。オカン、ビックリして飛び起きるw
どうやらいったん破水してしまうと赤ちゃんと外の世界が繋がってしまう為、赤ちゃんや母体が感染症にかかるリスクが上がるそうなんですね。破水後は24時間以内に出産するのがベターとの事。
次にたまたま帰省していた妹も起こし(普段寝起きの悪い妹が一瞬で飛び起きるw)、産婦人科にも連絡。
破水した時点で入院確定とのことなので、準備していた入院バッグを持ち、妹の車で産婦人科に向かうことに。
そしてちょうど夫も出勤前の時間だった為、破水した事や入院確定の旨を伝えると、すぐに休みを取ってくれました。
「いや〜、いよいよか。いよいよこの時が…」とこの時は気を引き締めたものです。しかしこれがそううまくは運ばないのでした。
その後何時間経っても本陣痛がこない
コロナウイルスの影響で立ち合い・付き添いは旦那のみとなっていたため、産婦人科に到着すると同行してくれた母と妹とはお別れ。
産婦人科ではまず陣痛の程度と赤ちゃんの心拍などを見られるモニターを装着し、それが終わると内診をしました。
この時点でけっこうな痛みを感じているにも関わらず、内診ではただのお腹の張り・前駆陣痛扱い。
トドメに子宮口の開きも前回の診察より変化無しと、けっこう絶望的なことを言われました。え、こんだけ痛いのになんも変わってないん…?
「とりあえず今日一日自然な陣痛が来るか試してみましょう。明日の朝一の診察でもお産の進みが悪ければ、誘発もしくは帝王切開に切り替えるのでそのつもりで。」との事。
内診後、陣痛部屋という名の和室に通されます。とは言っても、昼になっても陣痛らしき陣痛はこず、無駄に前駆陣痛にイライラさせられる時間が続きました。
なかなか本陣痛に移行しない為、せっかく顔を出してくれた夫も今日の時点では特にやることがないという悲しい結果に。
とにかくお産が進まない。
破水しているのにお産が一向に進まないというのは、母子の安全を考えるとけっこうヤバい状況なんだとか。
やっと来た本陣痛が想像以上のヤバさ
とりあえず夫には安産ジンクスと呼ばれるオロナミンCを買ってきてもらい、来たる陣痛に備えて気合を入れます。
その日の昼食・夕食を食べられる余裕はあったので、お産への体力を付ける為にガツガツ食べました。
…が。陣痛がなかなか強くならないまま数時間経過。いや実際には時間が経つにつれ強くなってるんだけども、本陣痛に比べればまだまだ弱々しいレベルらしく。
「え…?こんだけ痛いのにまだ本陣痛ちゃうの…?(絶望)」と何回思ったことか。10分〜15分間隔での前駆陣痛の時点でとりあえずシャワーを浴びさせてもらったのですが、シャワー中に痛みがくるとこれまた地味にキツかったですね。
22時の時点でまぁまぁ良い陣痛が付いてくるのですが、この時点で既に地獄モード。
眠気がやってくるものの、10分毎に痛みで起こされて寝れません。夜通し陣痛に苦しめられ一睡もできず。
朝方に助産師さんに内診をしてもらったところ、子宮口の開きが進んでいないどころか赤ちゃんの位置も高いまま。なのにどんどん強まる陣痛。
ここらへんで私の頭に「帝王切開」の4文字がよぎります。
朝8時の内診にて緊急帝王切開決定。
朝一でやってきてくれた担当の先生に内診をしてもらうものの、やっぱり変化無しな子宮口と赤ちゃんの高さ。すげえ頑固だわこの子w
そしてこの頃にはとっくに本陣痛にも移行しており間隔は7〜8分。前期破水から24時間以上経過、さらには赤ちゃんが炎症及び鬱血を起こしかけており、早急に誘発か帝王切開のどちらかを選択しなくてはならない状態に。
こちらとしてもまぁまぁ心折れていたので「…もう…切ってもらっていいっすか…。」と先生に懇願。
下手に誘発を選んだところでお産が進まなくて、母子のどちらかに問題でも生じたらたまったもんじゃありませんし。
先生としてもそれがベストと考えたようで、すんなり当日午後1時半からの緊急帝王切開が決定。
しかしながらこの時点で朝8時。「え…。ということはあと5時間半この地獄に耐えなあかんの…?」とまたしても心折れかけるw
とりあえず帝王切開同意のサインを旦那に書いてもらわないことには話が進まない為、即座に旦那召喚。この時点で陣痛間隔は5〜7分程度。それでも子宮口が開いてこない恐ろしさよ…。
夫到着。陣痛は5分〜7分間隔に。
夫が到着したのが午前8時半あたり。普段では見られない必死の形相で痛み逃し中の私を見て軽く驚いてw
ここから先、夫にはあられもない姿を見られまくることになる訳だが、もうそんなことを気にする余裕すら無くなっていました。
まもなく先生が部屋にやってきて帝王切開の手術の説明をしてくれました。
「今から旦那さんに説明するから、あおやんさんもそのまま話だけ聞いといてね〜」と言われたので、陣痛に耐えつつ話を聞いていると手術のリスク説明などをされて若干ビビる。
ただそれでも「リスクなんてどうでもいいから一刻も早く切ってくれ!!」と思ってしまうところが陣痛の恐ろしいところであります。下手すれば命に関わる手術だと言うのに。
そしてここからさらに強まってくる陣痛。ただなぜか5〜7分間隔なのは変わらないというw
様々な痛み逃しを試しましたが、今になってみれば結局1番効果あったのは呼吸法ですね。とにかく長くゆっくり息を吐くことで後は鼻から勝手に吸ってくれるというやつ。これが一番効果的でした。
あと腰を押さえるのと壁をひたすら押しまくり力を分散させるやつ(実際にやってみた人ならわかるかと)。
あと助産師さんの腰さすりテクニックは神です。あの地獄の痛みが助産師さんのゴッドハンドにより5割くらいは柔らぎます。
しかし助産師さんもずっと私の相手ばかりしている訳にもいきません。もはや誰かに腰をさすってもらわないととてもじゃないけど乗り越えられない状態になっていた為、助産師さんに頼んでゴッドハンドテクニックを夫に伝授してもらうことに。
このゴッドハンドテクを習得した夫が予想以上に良い仕事をしてくれました。手術前の3〜4時間ほどは夫と助産師さんのゴッドハンドテクがなければ乗り切れなかったと言っても過言ではありません。
「出産において旦那は役に立たないもの」と勝手に決め付けてて申し訳ないと心から懺悔。そこらへんは人によります。
緊急帝王切開の準備へ
午後1時くらいになると助産師さんがやってきて、緊急帝王切開の準備を始めました。この間もひたすら続く陣痛。
終わりの瞬間が見えてきたことで逆に耐えるモチベーションが無くなるという地獄。ゴールテープが見えると気抜いてしまうアレです。
「この腰を内側から爆破されてるような痛みをあと何回味わわないといけないんだ…」とまたも心折れかけるあおやん。しかしここも助産師さんと旦那のゴッドハンドでなんとか乗り切りました。
長くなりそうなので、とりあえず今回はここまでにしようと思います。次回は手術前後と産後などをレポしていこうかなと。
いきなり子育てモードに入っており多忙かつ寝不足なので、更新は不定期になるかもですが。
あとスパルタ母乳育児の病院だったため、入院生活が地味に地獄でした。その辺りもまたレポできたらなと。