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前期破水〜緊急帝王切開の出産レポ② 手術・産後編

どうも、あおやんです。

 

出産から2ヶ月以上が経過した訳ですが、思いのほか育児がハードでロクにブログ更新ができていませんです。

 

とりあえず今回は以前から更新予定にしていた帝王切開出産レポの続きを書いておきたいと思います。

 

2ヶ月前の話なので早くも記憶が薄れかけてるところもあるのですが、手術中や産後、入院中などについて軽くまとめつつ雑談する感じで。

 

手術直前と開始時が地味に地獄だった

前回のあらすじをサクッと述べつつ続きをまとめていきます。

妊娠40週6日、突然の前期破水により入院したものの、お産が24時間以上進まないことと赤ちゃんが鬱血と炎症を起こしかけていたことから緊急帝王切開になりました。

 

前期破水→前駆陣痛→本陣痛→緊急帝王切開というなかなかのフルコース分娩でした。手術がトラブルなくすんなり済んだ事と、1〜2分間隔のMAXレベル陣痛は経験していないのでそこだけが救い。

 

とはいえ、帝王切開決定から手術が始まるまでの5時間半は陣痛(約5〜10分間隔)に耐えなくてはならなかったので地味に地獄でした。助産師さんと夫のハイパー腰さすりテクニックの力を借りてなんとか乗り切りましたが。

 

あと、用意してて助かったのはあるあるですがテニスボールです。ただ私の場合、お尻を押さえる為ではなく握り締めるもしくは壁を押しまくる対象として使っていましたがw

 

人にもよると思いますが、陣痛きてる時って壁を押すなり物を握るなりして、股にかかってしまいがちな力をよそへ分散させる行為が痛み逃しに効果的だったりします。これから陣痛を経験する方はお試しあれです。

 

私の場合壁を押すのがなぜか効いたのと、気付いたらテニスボール持って腕立て伏せみたいな動きをしていました。側から見るとなかなか異様な光景だったと思うので、夫も初見は「え……何してんの?」と思ったに違いないw

 

帝王切開手術開始。

なんやかんやで地獄の5時間半陣痛をクリアして手術に挑むことになった訳ですが、当然麻酔が効くまでは普通に陣痛が来ます。手術室に向かったり手術台に上がったりというちょっとした動きが地味にキツかったです。

 

麻酔の注射を背中に刺してる途中にも容赦なく陣痛が来ます。個人的に手術で一番辛かったポイントです。ここで下手に動いてしまうと麻酔を失敗されることもあるのだとか。

 

たまに「麻酔効かなかった!効いてないのに切られた!」みたいな人の書き込みをネットで見かけるんですが、たぶんこの時に過剰に動いてしまったとか、医者の麻酔の打ち方が下手だったとかが原因なのかなーと思います。それかもともと麻酔効かない体質だったとか。

 

麻酔効いてないまま腹切られるとかガクブルなんですが幸いにも私の体には効いてくれましたので、ようやく陣痛から解放され快適に手術に挑めました。

 

帝王切開手術の時は基本的に下半身麻酔だそうで、上半身は普通に動くし意識あります。意識あるまま腹切られます。

 

下半身はカーテンで隠してくれるので切ってるシーンを見てしまうことはありませんが、人によっては切られる感覚を感じることもあるそうです。私は何も感じなかったがw

 

手術開始30分で我が子誕生。

帝王切開は進みが早ければ手術開始後約10分とかで赤ちゃんが産まれることもあるそうです。私の場合は約30分で我が子が出てきました。

 

経膣分娩(自然分娩)の場合、誕生30分前なんてそりゃ壮絶なものだと思うんですけど、帝王切開の場合は本当にアッサリしてます。

 

「赤ちゃん出ま〜す」→「赤ちゃん出たよ〜」→「おめでとうございま〜す」でこの間約5分。お医者さんの言い方がまた淡々としてるんですよw

 

そして産まれた赤ちゃんは処置を受けた後、腹を縫われてる真っ最中の私のところに連れてこられます。

 

赤ちゃんとの初対面は感動の瞬間であると同時に、「バッサリ切られてる腹を縫われている途中」という不安感からどうにも集中できませんでした。「お、おう…」みたいな。

 

何より手術中のBGMが不気味すぎたことがいまだに印象に残っています。

 

様々な帝王切開体験談を見てみると「嵐のアルバムかけてもらえた!」「穏やかなクラシックが流れていました」とかそんな意見が多いですよね。

 

しかし私の出産した病院はなかなかホラーテイストというか、ゲームのホラーステージに使われていそうなBGM。

 

学生時代の音楽の授業に使われてたシューベルトの「魔王」って曲に似てました。今にして思えば「なぜそれをチョイスした?」と突っ込みたい気持ちでいっぱいです。

 

術後は丸一日寝たきり。

目立ったトラブルもなく手術は終わり、入院生活を過ごす部屋に戻ってきた訳ですが、術後は基本丸一日寝たきり。テレビ観たりスマホを触ったりくらいしかすることが無かったです。

 

物心ついてから初めて他人に下の世話をされるというなんとも微妙な気分wまぁ手術後24時間は小しか出ないのでカテーテル挿されてただけですけどね。

 

生まれた我が子は黄疸の数値が高かったとかで光線治療を受けることになった為、しばらくナースステーションにて滞在。

 

母子同室になったのは産後3日目からだったのでそれまでは比較的ヒマでした。ずっとスマホ触ってたからブログを書く余裕もありましたし。

 

振り返ればこの寝たきりの1日が私にとって最後の休息日だったかもです。母子同室になってから、産後2ヶ月以上経った今この瞬間まで、まったく休めている気がしませんw

 

腹痛が地獄すぎた術後2〜3日目。

思えば術後一番キツかったのがこの2〜3日目でした。麻酔が完全に切れた状態になるので、帝王切開されたお腹の痛みがもう地獄。例えるなら通常の筋肉痛×5〜10倍くらいですかね。

 

陣痛と違って体勢によっては痛まないのが幸いで、寝転ぶかただ立ってるだけならそこまで痛くないんですけど、術後は合併症予防の為になるべく歩かなければいけないそうで。

 

この術後の合併症で死ぬ産婦さんも稀にいるそうなので、私もロボットのような動きでできる限り歩くようにしていました。

 

3日目には光線治療を終えた我が子が部屋にやってきたのですが、腹が激痛すぎて何もできない為、正直もうちょっと預かっててくれという気分w

 

もはや「忙しかった」という記憶しかない術後4〜7日目。

術後4〜7日ですがぶっちゃけあまり記憶が残っていませんwまともに覚えてることといえば4日目、5日目に両親と義両親が面会に来てくれたことくらいでしょうか。

 

とにかく授乳授乳で赤ちゃんと助産師に起こされまくりで、寝る時間がどんどん削られていくのが苦痛でした。こ、これが育児において母親がまず最初に直面する「寝れない地獄」か…!

 

3時間おきに授乳しても、その後赤ちゃんがぐっすり寝てくれるとは限らない訳で。寝てくれずグズり出したらTHE・ENDです。

 

ちなみにうちの子はバリバリ寝ないしグズりまくりタイプで、それは今もなお続いております。最近は抱っこしている時限定でぐっすり寝てくれるようになりましたが。

 

あと6日目のお祝いディナーがイタリアンのリッチなお食事で美味しかったです。量が多すぎて食べ切れなかったのが惜しい。

 

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まとめ。

特に大きなトラブルもなく退院日を迎え、実家への約3週間の里帰りを経てようやく帰宅。現在も育児で体力とメンタルゴリゴリ削られてます。

 

うちの子はどうやら放置するとひたすら泣き続けるタイプの様で、基本抱っこ紐かスリングで抱っこしている状態です。寝てる時もw

 

「赤ちゃんはたくさん泣かせる方が肺が強くなるから良いねんで!」とか「抱き癖つくからあんまり抱っこしたらあかんで!」とかいう親族や知人。いるよねー。無責任に「そのうち泣き疲れて寝るから」とか言うんですよ。

 

私も例に漏れず上記の事を言われまくったんで、とりあえずミルク飲ませてオムツを変えるなど、やれる事やり切った後に30分〜1時間くらい放置してみたこともありました。ええ、全然効果無かったですね。

 

泣き疲れて寝るどころかむしろヒートアップしますけど?「赤ちゃんはずっと泣かせておいたら疲れて寝る」とかいうの、アレ嘘です。

 

ついでに反町隆史のpoison聴かせたら泣き止むっていうのも嘘です。効かねーよそんなもん。

 

とにかく我が子をずっと抱っこしている状態がデフォな現状なので、家事やブログ更新などもロクにできておりません。もうしばらくこの状況は続きそうな感じです。

 

スマホ限定ではありますが、抱っこしながらゲームする時間はあるのでそこは救い。

 

また余裕があったら育児日記とか色々更新したいと思います。


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