どうも、あおやんです。
今回紹介するのは「マギ」32巻(著者・大高 忍氏)です。
なんと言っても見所はアラジン一行とアリババの数年ぶりの再会。そしていよいよアリババ・モルジアナ・白龍の三角関係にも決着がつきます。
マギ32巻・第309夜「ユナン対アルバ」
いやいやアルバ怖いってw
白瑛ちゃんになんて事するの…。
地味にユナン初、バトルでの見せ場です。やっぱりユナンは、マギとしてシンドバッドに特別な気持ちを持ってるんやなぁと言うのがわかります。
ユナン絶体絶命のその時、現れたアラジンをソロモンと間違えるアルバの表情がなんか切ない。
マギ32巻・第310夜「修行の成果」
ギリギリのところでユナンを救出したアラジン達一行。
彼にかけられた堕転の魔法を解こうとするアラジンの代わりに、アルバの相手はモルジアナと白龍が務める事に。
久々のモルさんが鬼強い。アリババも白龍もまとめて尻に敷いちゃう貫禄ですね。
暗黒大陸でのファナリスは、アルマトランでトップの魔導士アルバをも超える強さと速さだそうです。マジですか。
「2人とも強いでしょ?」と言うアラジンに対して、ユナンが真顔で「いや、怒ってて怖いけど…」って言うのワロタ。
マギ32巻・第311夜「2年ぶりの再戦」
プライドである剣術戦を捨て魔法戦に切り替えるアルバ。白龍モルさんを動けなくして魔法をぶつけようとするものの、白龍のザガンでなんとか切り抜けます。ザガンって何気に回避能力高いなw
魔法戦ではアルバを倒せないと判断した2人はアラジンと交代。この時の3人のやりとりがなんか可愛いです。
あと「銀行屋」ってめちゃくちゃ懐かしいの出してきたなー。なかなか存在を思い出せなかったです。
アルサーメンの魔力を集めて放った極大魔法を、父親の魔法であっさり跳ね返すアラジン。もう以前の様な可愛らしさはまるでありません。
マギ32巻・第312夜「組織との決戦」
「力魔法」でアルバの魔法の軌道を全部変えてしまうアラジン。そんな彼に襲いかかるアルバでしたが、逆に捕まりとうとう白瑛の体から追い出されてしまいます。
相変わらず姉上大好きな白龍が可愛いです。モルさんも理解してるのかそんな白龍と優しげに微笑み合っています。
白モルの距離感近過ぎて、知らない人が見たら完全にデキてるって思うよね。作者様のミスリード描写さすがです。
そしてそんな白龍に乗っ取ろうと近付く蜘蛛に化けたアルバの本体!そういえば彼もアルバの産んだ子供だった!
マギ32巻・第313夜「アルバの執念」
アルバに乗っ取られていく白龍!…と思わせて実は白龍の演技でした。あっさり吹っ飛ばされる蜘蛛バージョンのアルバ。
最終章入ってから白龍がアルバ騙し続けてて笑う。ほんと大人になったなー彼。紅炎お兄さんのルフが混ざっていたおかげで助かった訳ですね。
なす術無くなり逃げ帰るアルバ。なんとか危機は脱した様です。
そして2日後。アラジン達と出会った街、チーシャンで働いていたアリババの前にやっと現れたアラジン達。モルさんもめっちゃ嬉しそう。
そして気まずい別れ方をした白龍とも無事に仲直り。読者達も待ち望んだ運命の再会でした。
マギ32巻・第314夜「再会、そして」
32巻の名シーン来ました。
アリババくんがモルジアナにプロポーズします…!
今度はガチなやつです。前話での再会シーンがあっさりやっただけにここでかなり驚かされました。
数々の白モルフラグも完全なミスリードだったとさ。もう覚悟決めてて、2人を見守る様な表情の白龍ちゃんが切ない。アラジンの言う通り君にもきっと良い人できるよ!(;ω;)
モルさんの対応がやたらとイケメン。そして最後の満面の笑顔がもはや泣ける。あの仏頂面だったモルさんがこんな笑い方できるようになるなんて。
いやもう素晴らしい夫婦ですね!お幸せに!
マギ32巻・第315夜「挨拶回り」
ジュダルを探しに行くと言う白龍と別行動になったアラジン達は、先に事情を話してあった紅玉に会いに煌帝国へ戻ります。
シンドバッドにより、アラジンの力を悪用されるのを阻止する為に紅玉も一役買っていた様です。
アリババの結婚を他人事の様に祝福してるのを見ると、マジで紅玉にとってアリババはフツーのお友達だったのね…
で、代わりに大人になったアラジンとのフラグが立ってるような。ここでまさかのおねショタだと…!
そして結婚の挨拶回りも兼ねて、ヤムライハ達師匠トリオに会いに。シャルルカンが結婚すると誤解したヤムさんが尋常じゃなくショック受けてるの可愛いw
そしてシンドバッドにも会いに行く訳ですが、ここらでまた一波乱ありそうですね。
マギ32巻・第316夜「ダビデの囁き」
シンドバッドさんが何やらダビデと頭の中で悪巧みしています。いや彼にとっては正義なんでしょうけども。
しかもシンドバッドに「聖宮行って神様になれ」と急かすダビデ。そしてアルバもダビデと組んだ様で、ちょっと危うい展開に。
そしてアラジン達もシンドバッドと再会するも、ジャーファルさんが相変わらず暗いです。彼も心の中ではアラジンの考え方に賛成してるっぽいね。
そしてあれだけ和解した風を見せておきながら、やっぱり内心では納得してなかったシンドバッド!こいつの頑固さはもはやどうにもなりません。
マギ32巻・第317夜「シンドバッドの絆」
なぜか急に頭の中のダビデの声が聞こえなくなったシンドバッド。静かなのは良いことだとか言ってても明らかに気にしてます。
そしてシンドリア商会の代表として、紅玉に謁見するも冷たくあしらわれます。紅玉もまだまだ彼を許せていない様です。
シンドバッドも過去にたくさんの仲間を戦争で失った事で、余計ここまで意固地になってしまうのでしょう。だからと言って支配するようなやり方はいかんと思います。
マギ32巻・第318夜「理事会の応酬」
国際同盟の「定例理事会」にやってきた紅玉。今回は彼女の成長が見所です。
議題はレーム帝国の国際同盟入りについて。もちろんレーム代表のムーさんは断り続けてます。
一国の独自性を保つ為に軍隊と通貨を放棄しないムーさんに対して脅しをかけるシンドバッド。だがそこで紅玉が割って入り、「話の続きは来賓を交えて行いたい」と言います。
来賓とはまさかの鬼倭国王・倭 健彦。そうタケルおじさんです。
そして紅玉、ムー、健彦の3人はタッグを組みます。実は紅玉は煌帝国の国際同盟離脱を伝えに来たのでした。
彼女のシンドバッドへ向けた演説はマジでカッコ良かった。紅玉の1番の名シーンになりそうですね。
マギ32巻・おまけ漫画「ユナンのマギライフ」
「マギ」として9回転生しているユナンの前世の話なんですけど、あまりにも無惨で見るの辛かったです。
王様選ぶ度にあんな悲しい結末ばかり。
そりゃもう引きこもろってなりますよ。
9回目である今のユナンにしても、選んだ王の器がシンドバッドて…彼が王様を選ぶ基準とかって一体何なんでしょう。
ジュダルみたいな理由(ギラギラした血気盛んな人達)だとわかりやすいのにw
でもおまけ見る限り、「皆の為を思い過ぎるあまり独善的になってしまう人」を選びがちなんですかね。シンドバッドなんかまさにそれですし。
以上、マギ32巻ネタバレレビューでした!
アリババモルさんおめでとう!