アオヤンログ

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漫画「宝石の国」を107話まで読んだ感想文【超ネタバレ有り】

どうも、あおやんです。

コミックDAYSで「宝石の国」が最終回一個前の107話まで無料で読めたので、今回はそれの感想をネタバレたっぷりにして語っていきます。

 

今週には最終話が出るらしいしこの機会にいっちょ読んどくか〜なんて思った人へ。

 

心が疲れてる時は読まん方がいい。後でつらいです。

あと推しキャラ作らん方がいい。後でつらいです。

 

読むならサクッと流し読むことをおすすめしたい。深掘りするかは自己責任。いろんな意味で危険だこの漫画は。

 

内容が複雑なので所々解釈違いはあるかもしれませんがご了承ください。

 

漫画「宝石の国」のおおまかなストーリー

いきなりネタバレですけど、人間という種族が滅びた後のはるか未来のお話です。

 

人類が滅亡した後、長い年月をかけて人間を祖先とする以下3つの種族が生まれます。

①宝石→人間の「骨」の部分

②月人→人間の「魂」の部分

③アドミラビリス→人間の「肉」の部分

 

これの「宝石」である主人公フォスをメインとした宝石組視点で話が進んでいきます。

 

宝石たちの日常と金剛先生の謎

物語スタート時点では宝石と月人は対立関係かつ戦争状態。負けた宝石は月人に捕らえられて「月」へと連れていかれます。

 

しばらくは宝石たちの日常および月人とのバトル回が続く中、宝石たちのまとめ役である「金剛先生」の素振りが怪しいといった伏線も序盤から撒かれている点に注目。

 

この金剛先生の違和感にフォスもだんだんと気付き始めます。そして金剛の素振りを監視してるうちに「この先生なんか月人と関係してそうなのに隠してるわ」と、慕い続けてきた金剛に疑念を持つようになっていくのでした。

 

問いただしても金剛は何も答えてくれないので、フォスは自ら月に乗り込み月人と対話を試みる作戦を決行。そこで金剛先生の正体と月人の本当の目的を知ることとなります。

 

金剛先生の正体

結論から言うと金剛先生ははるか昔に人間に作られた機械で、祈りの力で月人・宝石・アドミラビリスを無に送ることができる存在でした。

 

月人の目的は無になる(成仏?)ことなので、なんとしても金剛先生に祈ってほしいのだと。

 

だけどもある「不具合」が原因で、金剛は祈りパワーを発揮できない模様。

 

そこで月人達は金剛にとって大切な宝石たちを攻撃し奪うことで、彼の心を煽って祈らせようと画策…というのがこの戦争の真の姿だったようです。

 

フォス闇堕ち

「じゃあ先生に祈らせれば戦争終わるし仲間も戻ってくるやん」と考えたフォスは、月人に一時的に協力することに。しかし彼もここら辺から情緒がおかしくなっていきます。

 

その後もフォスは金剛先生を祈らせるために色々な手段を取るもののうまくいきません。

 

さらに捕まった宝石たちの修復も完全には叶わないと思い知らされ、その他の不都合やストレスなども重なりフォスはどんどん狂っていきます。

 

最終的には「邪魔をしてくる宝石たちを壊してでも先生に祈らせる」「金剛さえいなければ」と考えるほどの闇堕ちっぷりを見せるフォス。(フォスがこうなるきっかけを作ったのはエクメアであることが後にわかるんですけど)

 

彼についてきた宝石たちとともに、生まれ育った「宝石の国」へ攻め込み最終決戦へ。

 

最終決戦

かつて仲間だった宝石をどんどん壊していきながら金剛先生のもとへ向かったフォスは、金剛に祈って欲しいと頼みます。

 

しかし機械としての不具合が残ったままの金剛先生。祈ることはできないと改めてフォスに伝えました。

 

フォスは「なら壊れろ」と金剛に向かって叫びます。 人間の要素を含む存在による命令?が機械停止の合図だったようで、彼は本当に壊れてしまいます。

 

最期に金剛に託された右目をはめたフォスは「金剛先生の役割を受け継ぐ者」として、1万年かけて彼の記憶をインストールしていくことになるのでした。(=いわば神のような存在になる)

 

そして最終決戦でフォスに砕かれた宝石たちは月に連れて行かれ、他の宝石やアドミラビリス達とともに月人として転生。

 

宝石としては元に戻ることが不可能だったアンタークら硬度の低い宝石たちも、月人としてならほとんどが復活できるのでハッピーエンド。(フォスの中にいるラピスは仕方ないで済まされる模様)

 

「全員月人化」「フォス神様化」により、長く続いた戦争がやっと終わりを告げました。

 

神様になったフォス

さらに1万年が経ち、完全に神様的な存在になったフォスの力でついに祈りが発動。これによって登場人物のほとんどは無に送られました。

 

ここで終わりに向かうのかと思いきや、まだ話は続きます。

 

気の遠くなるような年月をひとり孤独に過ごしていたフォス(神)は、無機質生命体である石ころと出会い会話ができるようになります。

 

さらに「人間」の部分が無かったため無に送られていなかった金剛先生の兄貴ロボットの残骸との出会いもありました。

 

今度は石ころ達や兄機と何万年といった長い時間を過ごすフォスでしたが、彼らのいる星が太陽衝突によりついに消滅を迎えることを知ります。

 

月人がはるか昔に用意していた脱出ポッドを見つけた石ころ達と兄機は乗り込んで脱出しようとしますが、フォスはここで惑星とともに消滅する道を選びます。

 

兄機はフォスの宝石だった頃の一部を抜き取り、新しい惑星へと連れていくことにしました。そして惑星と共にフォスは消滅。

 

その後、新しい惑星に降り立った兄機たちのシーンで107話は終了。

 

 

…こんな感じです(長い)。

さて最終話、いったいどうなるのでしょうか。

最後のフォスの欠片はどういう形で進化していくのか。

月刊アフタヌーンって本屋で立ち読みとかできるのかしら。

 

ざーっと107話まで読んだ感想

いや〜〜〜〜〜なんだこれフォス報われなさすぎやろ可哀想とかそういう次元じゃねええええ。

 

確かにフォスにも序盤からいろいろ落ち度はあったと思うし、読んでて「お前ちょっと自己中すぎるやろ」と思うとこも多かったけどさあ。

 

その代償が同胞達から憎まれて身体を何度もボロボロにされて月人に都合良く利用されて1万年ひとりぼっちで神になって生き続けることってさあ。あまりにもさぁ…

 

最初から読み込んでもよくわからん&メンタルダメでかそうだったので最初は一晩かけて流し読みました。その後wikiとかで情報補完しつつ読み直してる最中ですけど、ほんと内容を理解すればするほど主人公が報われん話です。

 

タヒぬ=無になる=救済みたいな考え方がフォーカスされてるのもあり死生観めちゃめちゃ養われる話なので、タヒへの恐怖が強い時に読むと救いになって良いかもしれません。自身がもう長くないと悟った時に読みたい漫画TOP10くらいに入ると思う。

 

反対に、心が弱ってる時に読むと衝動的にコロっと逝っちゃいそうな危うさもある話なので「病んでる時はマジで読むな」と。

 

キャラクターの感想

主人公含めて「嫌いではないけど好きにもなれんキャラ」が多すぎますw 宝石も月人も悪い意味で人間臭い部分あって。

 

もう推しとか作らん方が精神衛生上良い話なのでキャラについては淡々とした気持ちで眺めていましたが、読み返すとそれなりに魅力も感じてきたので登場キャラ達についての雑感でも。

 

フォス(フォスフォフィライト)

硬度が低く壊れやすい宝石なので、話が進むにつれて改造で外見がどんどん変わる主人公。見た目だけで推すと泣きを見ます。

 

この物語は最初から最後までフォスの話だったんよなーと思い知らされますよね。現代版創世神話って言えばいいのかしら。

 

序盤から自己中で周りを振り回す存在であることは度々示唆されてますが、だからといって終盤までそのままだなんて。

 

終盤で金剛先生を壊すその瞬間まで、ずーっと純粋さ故の利己的な考えで突っ走ってるの怖すぎる。主人公やぞお前。進撃の巨人のエレンでももうちょっとマシやぞ。

 

知性の高いラピスの能力を引き継いでいなければこんなことにはならなかったのでしょうかね。というかフォスがああなった原因の多くはエクメアにあるという解釈でよろしいか。よろしいですね。

 

最後に人間部分が残るフォスという存在は消え去りますが、兄機の活躍で「フォスフォフィライトの純粋な部分」だけは新たな星に連れていってもらえたわけで。最終話でなんらかの救済があってほしいですね。

 

シンシャ

フォスの親友かライバル枠になるんかと思いきやそんなことはなかった。

 

ただ一応ラストバトルの相手であり、この戦いを経てフォスが少しだけ我を取り戻します。シンシャの存在はフォスにとっては特別だったんだろうなあと。

 

でも月人化したシンシャがフォスいなくても問題なさそうなのがほんとせつねぇ。救い無さすぎる。

 

あそこ「誰からも必要とされないフォスの虚しさ」をうまいこと表したシーンだと思います。人間にはないドライさの表現とも言えるけど、他でもないシンシャにあの台詞言わせるからこそね…。

 

ダイヤ

序盤にダイヤが「フォス人望無いのねぇ」と呟くのですが、これが終盤になっても効いてくるのマジでせつねぇ。

 

でもダイヤ自身はずっとフォスに優しくて、自身の目的もあるとは言えフォスに味方して月まで付いてきてくれたしぐう聖枠だと思います。

 

ボルツとの関係がモラハラ旦那に悩む嫁みたいだったので、ラストバトルでブチ切れて全力でボルツ割りに行ったとこスカッとしました(相討ちだったけど)。

 

ボルツ

えらそうなのであんまり好きになれんかったw

けど最終決戦で唐突に「戦うのやめてクラゲ観察してる」とか言い出すの面白かったです。この彼の変化は人間の人生みたいなリアルさがある…。

 

悪い人ではないというか、利己的な理由とはいえ孤独だったシンシャをグループの輪に引き入れてあげる等良いとこもあると思う。

 

仲間を連れて月に行ってしまったフォスを、事情も聞かず速攻で卑怯者扱いしたのはよくなかったかなーと。ダイヤちゃん連れてかれて彼なりに思うところあった可能性は大いにありそうだけど。

 

ユーク

月人化しても最後までフォスのこと心配して気にかけてくれたという点では好き。ただ心から寄り添うつもりはなさそうな感じがまたせつねぇ。(ユークに限らずほとんどの宝石がそうだけど)

 

やたら話し合いしたがる人で「腹黒そうな軍師ポジ」とか思っててごめんなさい。意外と裏が無かったというか平和主義なだけなんよねこの子。

 

フォスがもっとユークやジェードにいろいろ相談することができていればもう少しマシな方向に変えられたんじゃ…と言う気がしなくもないような。環境的に難しいか。

 

ジェード

ダイヤやユークに並び、たぶんこの人もぐう聖枠。

 

フォスに対してわりと好意的に見えたけどあまり印象に残らない人。…だと思っていたんですけど、話理解するにつれてこの子が一番私好みの性格してるかも。

 

フォスとの最終バトルはめちゃめちゃかっこよくて必見。 フォスに顔面割られながらも「お前のことをわかってやれなくてすまない」のシーンで「あっこいつ良い奴やな」と。地味ですけど良い人そう。

 

アンターク

フォスの最初の相方なのにさっさとあぼんするのであんまり出番がなかった人。

 

硬度が低いからアンタークを復活させられないとわかったあたりからフォスがさらに壊れていったんですよね…。せつねえ。

 

金剛先生のことマジで好きだったんですかね。宝石は人間の「骨」部分なので、恋愛感情とかはないと思うんですけどその割には執着強いというか。終盤カンゴームもそうですけど。

 

カンゴーム

エクメアにわからせられてしまった黒ギャル()。

推してはいけないキャラの筆頭。

フォスほどではないけど後半のキャラ変がひどいです。

 

フォスへの「いない仲間の為に今いる仲間を蔑ろにするな」は名言。よく言ってくれたと思いました。

 

まあその後ただのお花畑恋愛脳になってしまうんですけど。彼はゴーストから解放されて自由になれたんやからしゃーないと言い聞かせつつもモヤる。

 

ルチル

闇堕ち後からすげー怖かったw

気持ちはわからんでもないけどキャラ変した後がホラーすぎる。捕まって檻に入ってるフォスを間近で睨み付けてるシーンは夜中に読んだのもあってゾッとしました。

 

最期のシーンを見てもパパラチアへの執着は物凄いものだったんだろうなと。フォスも勝手にパパラチア連れていくなよ。そういうとこやぞと。

 

パパラチア

「私の手でパパラチア直したい」派のルチルと「ルチルを自分から解放して楽させてやりたい」派のパパラチア。

 

そんな微妙な双方の気持ちのすれ違いを、空気が読めないフォスに謎解釈されて月に連れていかれた人。

 

結果的に完全復活できたのでパパラチア自身は満足してしまう…と書くと、ルチルもまた報われなさすぎますねえ…。

 

それでもルチルに対する思いやりはあったからこそ、最後は自分の欠片をルチルに渡して共にいる道を選んだのかなーと。

 

金剛先生

最初人類に恨みを持つ人間か月人かそこら辺だと思いきやまさかの機械。

 

宝石達への親愛が芽生えたことで、彼らを消してしまうことになる祈りパワーが使えなくなったという不具合がなんとも美しい設定です。

 

でもこの人とエクメアがもうちょいうまく立ち回ってれば宝石達の犠牲は抑えられただろうと思います。不具合起こす程に宝石達が大事ならお前がもっと最前線出て戦えよと。

 

エクメア

月人のリーダー。嫌いじゃないけど普通に嫌らしいやつですよね。

 

善悪がわかりづらい物語ではありますが、誰に非があるかあえて言うならこの人でしょ。話を理解すればするほど彼が元凶ではと思わずにいられません。

 

少なくともフォスを心理的に利用し続けて結果的に孤独な神にしたという点で、フォス好きな人からしたら許せん存在だろうなと。

 

悠久の時を過ごすことに疲れてしまった月人を自分含めて金剛先生に消してほしいというのが彼の行動原理みたいですけど、月人全員がほんとにそう思ってたのか謎。

 

カンゴームとの関係はまあまあ気持ち悪いですけど、彼らの仲があったから月人と宝石の仲も近付いたところはあると思うのでまあ。

 

フォスも言ってたけど現状のまま暮らしていく道ではダメだったんですかね。自分達を消してくれる機械が動いてくれないから機械および宝石達に戦争仕掛けるあたり人間の「魂」表してんな〜〜〜って感じはしますけど。

 

流氷(金剛の兄機)

ストーリー最終盤にてフォスにようやくもたらされた救い。ラップ好きのイケイケロボット。

 

初登場は一応16話ってことでいいんですかね?その後89話でもちょっと言及されてますね。

 

太陽衝突時、フォスとお別れする時に涙を流してくれた唯一のキャラと言ってもいいのか。フォスのためだけに泣いてくれた存在、他にいたっけ…?(涙)

 

まあまあ利己的な理由で人類を滅亡させるきっかけ作ってるけど、この漫画を読んだ人ならきっと彼を憎めない。

 

まとめた

私も長年人間としてやってきた存在なんで、この物語というか宝石や月人たちの感覚を完全に理解することは難しいかもしれません。今回書いた内容も解釈違いけっこうありそう。

 

個人的にはエクメアが宝石側に金剛の正体とか月人の真の目的を早い段階で話していれば、違う結果になってたんじゃないかという気もします。なんでわざわざ争ってん。

 

もし私がこの物語の舞台に住んでいたなら一般の月人になりたいですけどね。何万年も人間っぽい感覚で好き勝手に暮らして、思う存分長生きしたら神様が無に送ってくれると。

 

パンピー月人一択でしょうよ。

月人はいったいそれの何が不満だったんや。ここら辺は不老不死にしかわからん感覚でしょうな。

 

ともかく何度も読み返したくなる中毒性がある漫画です。終盤はいつ読んでも悟り開けそうな気分になります。

 

 

 

「オクトパストラベラー大陸の覇者」のストーリーを語りたい

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あけましておめでとうございます、あおやんです。

 

久しぶりに雑記ブログにゲームの記事書いてみようかなーと思いまして、最近どハマり中のオクトラ大陸の覇者をチョイスしてみました。

 

プレイを開始したのは11月半ばくらいで、現在ストーリーは富・権力・名声の「授けし者」シリーズを進めている途中です。レベル平均78〜79程度。

 

パーティメンバーはこちらです。一番初めにガチャで引いたミロードが「選ばれし者」でありマイ推しキャラ。

 

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もし今後上位互換キャラのオフィーリアを引いてしまったらどうしたらいいんだ…!ミロードさんをスタメン落ちさせるなんて私にはできない…。

 

その他一応星5でメンバー揃えることができていますが、レベルが上がりにくくなってきたのでちょっとダレてはきてます。

 

ただオクトラほんとメインストーリーが面白すぎるんですよ。ソシャゲで出したの失敗とかネット等でよく言われてるけど、無課金でとりあえず手出してみて「こんなオモロイんやったらSwitchの原作も買うわ」ってなってる私みたいな奴もいるので、企業の戦略としては成功してるのではないでしょうか。

 

今記事では主にオクトラ大陸の覇者のメインストーリーについてネタバレ全開で語っていきます。

 

「極めし者(富・権力・名声)」シリーズ

まず富のストーリーを最初にプレイしたもんですから、お粉がどうとかマフィアがどうとか言ってて龍が如く的な展開におったまげました。

 

そして前提としてオクトラはとにかくNPCが死ぬし裏切るし恋愛も悲恋で終わりがち。救いが無いんですよとにかく…!

 

私バッドエンド物ってあんまり好きではないんですけど、これだけストーリーにギミックが盛り込まれてたらハマっちゃいますよね。伏線とかとんでもない展開大好き。CERO12とか嘘だろ。こんなストーリー読ませたら中高生歪んじゃう。

 

ティツィアーノもね〜…最後あんなことになっちゃうんですけど、実は別の章で再登場します。「どーしてそうなった??」みたいな形で。そこがまた面白いんですが。

 

名声の章はとにかくフランセスカを理解できなかったに尽きます。彼女はアーギュストに支配にも近い形での寵愛を受けてて彼との間に子供もいました。

 

しかし最後の最後、愛する子供の命とアーギュストの命どちらかを選べとなった時にフランセスカは子供に対して掌を返し、アーギュストを選びます。

 

愛する男と息子の命、どっちか選べと言われて悩み苦しむとこまではまだ同情できるんですが、アーギュストを選んだ後にフランセスカは死にかけてる息子をめちゃくちゃ罵倒するんですよ。「こんなガキよりアーギュスト様だけが私の全て!」みたいな。

 

な、なんちゅう女だこいつ…!幸い息子はプレイヤー側の機転で命を救われましたが、この子のその後を思うとまあ…ねえ…?という気持ちにさせられます。

 

ちなみに極めし者名声のストーリー構成はめちゃくちゃ良いしどんでん返しがものすごいです。ぜひネタバレ無しで楽しんで頂きたい。

 

権力の章もまた、進めれば進める程に胸糞感が増す話ではありますが、やっぱりストーリーの先が気になりすぎてガンガン進めちゃいました。

 

まずヴェルノートは境遇は不憫ではあったけどどっかで引き返せんかったんか…という感じですね。最初の段階でリンユウと駆け落ちしてれば良かったんじゃないかなと思うけど、そんな簡単に済む問題でもないのかな。

 

自分がリンユウの立場ならどうするかなとか考えましたが、自分の命を守る為に旦那が劇薬開発するプロジェクトを続けてくれるとしたらやっぱありがてえなあって思ってしまうwただそれが他人の命を奪う道具として使われるのはどうなんでしょうねえ…。

 

ヴェルノートもまあまあアホな行動ばっかりしてるダメンズってイメージが強かったし、崖から落ちたリンユウの生死を確認せずに死んだと決めつけたのは最高にアホ。

 

「全てを極めし者」シリーズ

エドラス王国の暴君パーディスⅢ世との戦いのお話。これもガチ鬱な展開でオクトラの物語の救いの無さに恐れ慄くばかり。

 

序盤にめちゃくちゃ幸せそうなマフレズとエリカの結婚式シーン入れておきながら、その後たいして間を空けずにマフレズ凶刃に倒れるとかやっちゃって…乙女の夢ぶち壊しだよ…!「こんな義父は嫌だ」を地で行く父王パーディス。

 

その後登場する剣士エルやシャルルといったキャラクターも謎を抱えていて、まさか彼らの正体が◯◯だったなんて!!!と驚きの連続。これもぜひネタバレ無しで楽しんで頂きたいですねー。

 

地味にカッコいいのが賢王ソロンや王女の執事レブラントといったオッサン勢。そう、オクトラはオッサンもめちゃくちゃ格好良いんですよ…!ヒースコートのトラストとかもすごい良かった。クラウザー将軍も途中こそアレですが最終的にはアラウネ側になります。

 

で、全てを極めし者ストーリーを語る上で外せないのが最後のパーディス王3連戦ですね。戦いから遠ざけられていたか弱い存在だったはずのアラウネ王女が、姉エリカ王女の加護を得て主人公パーティに様々なサポートを授けてくれます。

 

アラウネのおかげで勝てたと言っても過言ではなく、彼女はその後女王に即位して続編のストーリーにも登場しますが、いやもう本当にご立派になられて…!という感想しかありません。

 

リシャールのとこに嫁いでくれないかなぁ。原作オクトラ(3年後設定)で彼女が女王設定じゃないのってそういうことじゃないの?(ただの妄想)

 

「授けし者(富・権力・名声)」シリーズ

オクトラの鬱展開は新章が始まっても衰えることはなく、むしろさらにエグい展開が続いていきます。

 

最初の方でちょっと触れましたが富ストーリーのティツィアーノですよ。本当に何がどうしてああなったの??

 

まだ1章クリア後で止まっているので今後の展開はわかりませんが、ティツィアーノ=オスカは指輪を持つ者なのでまあ章のラスボスであることはほぼ確定。元々の仲間だったバルジェロ達が不憫でなりません。

 

この章から仲間入りしたレヴィーナについてはまだ深掘りされてませんが…大丈夫?裏切らないよね?死なないよね???(懐疑心やばい)

 

権力ストーリーはエドラス王国編の続きですね。アラウネ女王・リシャール王・ソロン王の3人が同盟を結ぼうとした矢先に起こった新たな戦争の物語。

 

この戦争もまた指輪の持ち主タトゥロックが仕掛けたものなんですが、挨拶代わりに国のトップの遺体の一部をよこすとか本当にホラーだからやめてくれ。

 

オクトラはこういう話だから、ドニエスク王なんて最初からめっちゃ疑ってたんですがその後すぐに犠牲になってしまってたんで、「疑ってゴメン」と心から思いました。

 

エドラス王国編、もう誰も死なないでほしいんですけどねー…。原作で生存確定してるリシャール以外は全員危険だわ…。

 

最後、名声ストーリーでは神官になる為にフレイムグレースへ旅立ったリンユウが再登場します。しかも脈絡無く失明が治り目が見えるようになっています。ど…どういうことだってばよ…!

 

名声編は「黒緋」というタイタス編で悪さした奴らの残党にまつわる話から始まり、その首謀者を探せ!というのが主なテーマです。

 

で、先が気になりすぎるのにレベル足りなくて進めないからネタバレだけ見ちゃったんですけど、首謀者の正体は◯◯◯ですw

セラ◯◯◯はどうかと思う偽名もうちょっと捻れよww

 

いやー、この人だけ過去の権力編でもたいして掘り下げがなかったもんね。なんかあるなとは思ってましたよ。キャラの使い方が上手というかなんというか。

 

いきなり目見えるようになったリンユウとかめっちゃ怪しかったけど、結局ただのぐう聖だったということで良いですよね?これ以上夢を壊さないでww彼女の目を治したの、もしかしてあの人なんじゃないかな〜とか予想してみたり。

 

あと地味ですが、モナリス司祭とミザの関係もエグかったですね〜…詳しい描写はされてないけどあんなにミザが父親(モナリス)を憎んでるらしきことや、サザントスの「娘を与えた」等のセリフから察するに、まぁいろいろな事をされてたんでしょうね…。

 

まとめ

授けし者1章で止まってる私が言うのもなんですが、オクトラのストーリーもっともっと続いてほしいです。

 

新章ストーリー出す予定はあるみたいなんですが、どこの国がメインになるのかな。既出NPCはあらかた掘り下げただろうし、また新しくNPC出すのかな?楽しみです。

 

《記事内画像引用元:SQUARE ENIX「オクトパストラベラー 大陸の覇者」》

 

iOS版サガフロリマスターを全ストーリークリアした

どうも、あおやんです。

 

サガフロリマスター版をゲットしたので、ゴールデンウィークあたりから遊び倒しているところです。

 

娘の世話をしながらプレステやSwitch起動するのはちょっと面倒なのでスマホ版で。操作性があまりよろしくないのでオススメはしませんが。アプデで改善してくれないかなぁ。

 

ただ内容はやはり当時の素晴らしいままで、そこに更にヒューズ編をメインとした数々の追加シナリオ・イベントが実装されてます。

 

もう1、2周なんかじゃ終わりません。真のサガフロヲタなら何周でもできちゃうんじゃないか?っていうボリューム・クオリティ。

 

主な追加要素と言えばだいたいこんな感じです。

  • ヒューズ編シナリオ8ルート(分岐によってはそれ以上)
  • アセルス編の未実装イベント
  • レンが新プレイアブルキャラに
  • 数々の引き継ぎ要素
  • リマスター版クリア後開発室
  • 数々の最強ボス

 

もうリマスターとかいうレベルを超えてる追加要素ですよね。リマスターとリメイクの間くらいと言っても差し支えないかと。

 

サガフロは5年くらい前に全主人公クリアしてそれなりに堪能したつもりだったんですけど、このリマスターによる再プレイ、まだまだ全然楽しめます。いい具合にストーリー忘れてるし。

 

オリジナル版各主人公ルートの感想

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スクラップ取り放題も引き継ぎ要素のある今作では初回だけで済みました。

 

ブルー編

まず最初にやったのがブルー編。

ルージュをどんどん引き継いで鍛えたかったという理由だけですが。

 

最強ブルー使ってさっさとクリアしたかったのでルージュは残念ながら◯しちゃいました。次週以降で使い倒すつもりだからいいかなってw

 

ブルー編は相変わらずキングダムの企みが判明してからの展開が燃えますね〜。それまであんまり感情を表に出さなかったブルーが、キングダムに対して怒りを表していくのが最高にエモい。

 

そんでエンディングもやっぱあのままなんかよっていうね。(後はヒューズ編をお楽しみに…!)

 

エミリア編

2人目はエミリア編です。

エミリア推しなんでたくさん引き継いで育てていきたかったからですね。ライザ・アニーも入れてグラディウス3人娘好きです。

 

ラスボスのシチュエーションとBGMやっぱ神だね!ディーヴァ出てくるのが唐突すぎるのが残念ってだけで。

 

ちなみにエミリアは毎回結婚させちゃう派です。レンを失ってグラディウスからも去るエンドはあまりにも切ないのでね。分岐ルートで巨獣倒さなくていいのも楽。

 

そうそうレンと言えば、ヒューズ編限定ですが今回初めてプレイアブルキャラとして使えるようになった訳ですよ。エミリアと組ませてカップル跳弾させてます。

 

銃チートすぎるんで早撃ち・2丁拳銃・跳弾あればだいたい進めますよね。全体射撃があると育成も楽々。

 

アセルス編

3人目はアセルス編。

相変わらず百合くせーなと思いながらやってたんですけど、イルドゥンのイケメンさにこの歳にして気付きました。

 

アセルスはずっと剣使わせてて、妖魔装備憑依させるのめんどかったので人間エンドにしましたが、半妖エンドの方が好きかもしれないです。

 

あれだけ良い仲間達に囲まれてたら、妖魔として永遠の命を生きる人生でもいいじゃないですか。

 

白薔薇と百合百合するのもいいけど、私がアセルスの立場ならイルドゥンとの仲を深めるわw

あいつ白薔薇を失って打ちひしがれてるアセルスの為に、散り散りになった仲間達をわざわざ連れ戻してきてくれるんですよ。良い奴すぎるやん……。

 

T260G編

4人目T260G編。

名前変えれるっていうからペットの名前をローマ字にして付けたのに、その後タコ親父のワガママで語尾にGを付けられてすごいダサい名前になったのが泣けました。Gってあれ強制で付けられるんでしたね。忘れてたよ……。

 

ストーリーも完全に忘れてただけに、T260Gの本来の任務を思い出す旅を彼らと一緒に楽しめました。

 

やばい兵器から世界を守るっていうまさかのありがちな使命を背負っていたT260G。ラスボス倒して任務を終えた後の展開がうるっときますね。なんでこんな良いストーリー忘れてたんだよ!

 

エンディング後は子守ロボット確定なT260G。良いなあうちにも一機くださいよ。特殊工作車でも良いからさぁ。(セルフメンテしてくれるから楽そう)

 

あとレオナルド良いキャラじゃんって思ってたのに、初対面の直後に爆発事故に巻き込まれてた時は吹きました。

初めて会ってから1イベント挟んでる間に死んでて大した言及も無いとかほんとサガ。ある意味1番サガっぽいよT260G編は。

 

レッド編

5人目レッド編。

主人公レッドがスタート直後にいきなり家族全員失う流れのスピーディーさにサガみを感じます。

 

さすがにヒューズ編込みで5周以上引き継いでやってるからバトル面については楽々でした。

 

ただストーリー……詰みやすくない?w

キグナス外をダッシュした時に吹っ飛ばされてあぼーんしたり、メタルブラックに爆破スイッチ押されたりなど、ゲームオーバーになることもしばしば。

 

昔プレイした時はあんま記憶になかったんですけど、意外といろんなキャラと絡みあったんですね。ライザやアニーもここで出てたっけ?みたいな

 

エンディングはアルカールの正体すっかり忘れてたので「お、おまえやったんかーい!」となりました。

 

終盤のレッドの台詞「お互い言えないことが多すぎるよな」の意味がわからんかったんですが、まさかラストに繋がるとは。そういえばユリアはどーなったの?

 

クーン編

6人目クーン編。

ラスボスの衝撃は5年経ってもさすがに忘れていなかった様で、例の彼女が腹黒に見えて仕方ないwこの時点から操られてたんだからそりゃそうか。

 

この歳になってプレイすると、フェイオンとメイレンの関係にリアルさを感じますね。いわゆる女より仕事を取るタイプですなフェイオンは。

 

でもエンディングにおいて、メイレンが操られた原因の一端は自分にあると反省してたので、これからはきっと仲良くやっていくんだろうなぁ。

 

ちなみにストーリー難度はオリジナル版から知ってる人にはお馴染みの全主人公中最難。鬼畜。

 

強くてニューゲームしてて攻略情報見ながらやってるのにこんなにイライラさせられるとは。主にお前のせいだよヴァジュイール!

 

指輪の試練の針山渡るやつが特にイラつきましたwスマホだから操作が激難なんですよ。

あればかりは攻略情報見てようがプレイヤーの指さばきにかかってますから。

 

リュート編

最後、7人目リュート編。

リュート編は本人専用シナリオが極めて少ない完全フリーダム設計で、ロマサガでいうバーバラとかエレンみたいなもんです。今作ではヒューズ編で色々掘り下げてもらえて良かったね。

 

数年ぶりにプレイして初めて知ったんですけど、モンドって昔リュートの母ちゃんの事好きだったんですね。

 

仮にイアン(リュート父)じゃなくてモンドと母ちゃんが結ばれていたとしたら、モンドは闇堕ちしなかったのでしょうか。人生って難しいね。

 

ヒューズ編の感想

 

各主人公の合間にヒューズ編の各ルートを挟んでプレイしてたからまー飽きない飽きないw

 

ブルー・ルージュルートで麒麟と時の君かっさらっていくわ、アセルスルートでオルロワージュ封印して監獄に封印するわ、基本ギャグテイストでめちゃくちゃなヒューズ編はやってて楽しかったです。

 

ヒューズについてはエミリア編序盤の悪いイメージが強すぎて正直印象あんまり良くなかったんですけど、このリマスターのおかげでけっこう好きになりました。エミリアルートで最後エミリアにボコボコにされてるのもよかったw

 

個人的にはルージュルートの最後にルージュが旅に出るエンドが好きです。生まれてからずっとキングダムに洗脳されていたルージュが初めて自分の道を生きるって、素敵じゃないですか。

ブルーみたいにキングダムに残る選択もそれはそれでアリですけどね。

 

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まとめた

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とりあえずすべてのストーリーはざっとクリアすることができたので、後はメンバー鍛えてラスボスメドレーと洒落込む事にします。パープル忍者倒せるかしら。

【グリムノーツRepage】終局の世界・前編のプレイ感想文(ネタバレ有り)

どうも、あおやんです。

 

さて、今回はサービス終了まであと数日となったグリムノーツRepageの終盤シナリオである「終局の世界・前編」をレビューしていきたいと思います。

 

コロナウイルス感染拡大の影響で、グリムノーツのサービス終了予定日はちょっと先に延びたみたいです。6月17日までになったんだったかな?本当なら4月末でサ終だったところ、1ヶ月半も延長してくれたのはありがたい限り。

 

と言うのも、終局の世界のバトルがクソ難しすぎてなかなか進まないんですよねw前編はなんとかクリアできたので、今回レビューさせて頂きたいと思います。

 

ちなみにゲームクリアしなくても、サービス終了後に全シナリオが読めるようになるそうなんですね。グリムノーツのシナリオが好きって人はとりあえず今のうちにアプリ落としといたら、ちょっとした暇つぶしの読み物ができるのでオススメですよ。

 

あおやんのメインパーティはこいつらだ!

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《画像引用元:グリムノーツRepage》

 

そういえばメインパーティの紹介を一度もやったこと無かったんでやっておこうと思います。上記のメンバーで最後まで頑張りました。(注:ラスボスは倒せてません)

 

【プロメテウス】

人魚姫で必殺吸収してない間のアタッカーとして使用。敵を倒したらHP回復するのと、片手剣アタッカー特有の使いやすさで採用しました。レイナと組ませると擬似エクレイパーティが楽しめるという密かな萌えw

 

【人魚姫(聖夜)】

いわゆる「吸収盾」係であり、それ以外の用途はないwだけどめちゃくちゃ有能な吸収盾。ぶっちゃけプロメテウスより使いました。

 

【レイナ・フィーマン】

専用武器のフルパワーによる火力アップと最高レベルの必殺装鎮、「調律」によるWAVE毎のHP回復など、とにかく後衛に入れておくと有能な彼女。バトル時はマザーグースとどっちかを出す形でした。

 

【シャルロッテ】

演奏によるバフ係。楽器キャラ入れといた方が良いよ!って意見をすごく見かけるので導入しましたが、そもそもあおやんが楽器キャラを使いこなせないので実際そこまで役立ってなかった件。

 

【ドロテア・フィーマン】

回復係です。回復必殺の使い勝手の良さに加えてもともとの攻撃力も高く、けっこう生き残ってくれるので雑魚戦ではかなり重宝してます。シャルロッテと交代で前線に出す予定でしたがこちらが圧倒的に活躍してました。

 

【マザーグース】

パーティの中では1番火力が高いので、「とりあえず前線に出しとく」って感じのキャラ。同じく火力の高いレイナとうまく使い分けたいところです。

 

終局の世界・前編の大まかなあらすじ

 

終局の世界・前編のあらすじをざっくりまとめるとこんな感じです。

 

1・終局の世界に逃げ込んだデウス・アンデルセンを追って来るレヴォル達。まったく探すアテが無い為、とりあえずどこかから聞こえてくる謎の声に従って塔を攻略することに。

 

2・その頃グリムノーツ達とイソップが合流し、終局の世界の事について話し合っている。そんな中、アンデルセンがなぜあの様な状態になったのか、「お月さま」とはそもそもどういう存在なのかという疑問が生まれる。

 

3・先ほどからレヴォル達に話しかけてきた謎の声の正体は「ラフカディオ」という終局の世界の案内人であり、アルケテラーの補助システムとも言える存在。実はすぐ側にいたアルケテラーと対話する為には、「万象の栞」の半分を持っているデウス・アンデルセンを倒さなければならないと告げられ、レヴォル達はデウス・アンデルセンとの決戦へ向かうことに。

 

4・アンデルセンを見つけたレヴォル達は、彼の本当の目的が「バラバラになっている世界を一つにすること」と知る。想区の区切りをすべて無くして自分が世界そのものとなる、早い話が世界征服を望んでいた。それを聞いたエレナはとある作戦を思い付く。

 

5・アンデルセンとの激戦の後、エレナが「創造」の力を発動。アンデルセンが取り込んでいるすべての想区を「創造」で具現化することでアンデルセンを瀕死状態に追い込むことに成功し、「万象の栞」の半分をゲット。急いでアルケテラーとラフカディオの元に戻る。

 

6・アンデルセンが死んで「お月さま」に戻ってしまうと厄介なので、その前にアルケテラーとの対話を試みようとする一行。ラフカディオから「アルケテラーとコネクトした者は消滅する」と知らされるものの、レヴォルはその役目を自ら買って出ることに。

 

7・レヴォルとコネクトしたアルケテラー登場。アルケテラーが言うには「お月さま」の正体はアルケテラーの中にあった「否定するもの」という存在。それに対抗できる存在として「空白の書」の持ち主達を生み出したというのが真相だった。

 

8・アルケテラーとのコネクトがキャパオーバーで解除されてしまうものの、なぜか消滅していないレヴォル。彼の持つ「ワイルドの紋章」が、アルケテラーとの正式な接続を可能にするシステムだったからということがここで判明。

 

9・アルケテラーとの対話を終えたレヴォル達の前に再び瀕死のアンデルセンが登場。しかしその姿は人だった頃の名残を見つけるのが難しいほどの異形の姿となっていた。

 

10・ラフカディオの口からついにアンデルセンの真相が語られる。アンデルセンは数百年前にアルケテラーとの対話を試み、「究極の語り部とはなんなのか」という質問の答えを得る代償としてその身を消滅させてしまう。消滅の際にバラバラに砕け散ったアンデルセンの魂を吸収した存在、それこそが「お月さま(否定するもの)」の正体だった。

 

11・アンデルセンは変わり果てた姿となり、レヴォル達に再び襲いかかる。なんとか弱体化させてエレナが「創造」の力でアンデルセンを変えようとするも失敗。

 

12・ここでやられるくらいなら、とアンデルセンであることを捨てることで、さらなる強さを手に入れてしまった「お月さま」。一気に逆転されピンチに陥るレヴォル一行の前に、また別のアンデルセンの影が現れたところで前編終了。

 

ゴチャゴチャしすぎてるかなぁという印象。

 

うーん、元々から某海賊漫画並みに伏線や設定てんこ盛りのストーリーではあったんですけど、ここに来てなんでもあり感がまた強くなってきましたよね(前からか?)。

 

あらすじをだいぶ端折ってまとめたつもりですが、それでも伝わったかどうか。まだFF7Rのわけわからん設定の方が理解できますw

 

とりあえず前編では、「お月さま」と「アンデルセン」の真実について一気に判明しました。お月さまはいわばアルケテラーの「余計な部分」みたいなものでしょうか。で、アンデルセンは数百年前にアルケテラーに接触したせいでお月さまに取り込まれてしまったと。

 

で、ちょっと後編のネタバレにはなってしまうんですけど、前編ラストに謎の声と共に出てきた「別のアンデルセンの影」は、「影法師アンデルセン」という、お月さまに吸収されてしまったアンデルセンが影となり残った姿です(ややこしい)。ひと言で言えばレヴォル達の味方であり、後編では彼らの助けになってくれる様です。

 

いろいろ書きましたが、今のところシンプルに悪と言えるのは「お月さま」、つまりアルケテラーの中に存在する「否定するもの」であると言えますね。こいつをどうにかするのが物語の最終目的となるっぽいです。

 

終局の世界・後編が難しすぎてクリアできない件

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《画像引用元:グリムノーツRepage》

 

終局の世界・後編も途中まで進めているのですが、いかんせん敵が強すぎてクリアできませんw私のようなライトゲーマーにとってはキッツイキッツイ。

 

サービス終了までにはクリアしたいと思っていたのですが、このままだとサ終後にシナリオだけ読ませてもらって感想ブログをアップするという形になりそうです。

 

サービス終了を目前とした今、グリムノーツというゲーム全体を通して見て思うのは、とにかくメインシナリオとバトルが難しかったという印象。

 

最初はそう感じなかったんですけど、年数が進むにつれてシナリオは風呂敷広げ過ぎてこちらとしてはついて行きにくく、バトル面も課金勢仕様になっていったように思います。1プレイヤーとしての感覚ですが。せめてもうちょいバトルをライト層向けにして、シナリオ主体のゲームにしてくれてたらまだ取っ付きやすかったかなと。

 

この物語が最後どうなるかについては、終局の世界・後編のネタバレをネットのあちこちで見ていた為なんとなく掴んでいるのですが、サービス終了後に改めてじっくり読み込んでみて、その結末の詳細をこの目で見届けようと思います。

漫画「連ちゃんパパ」を全巻読破。ナチュラルクズなお話をネタバレ解説

どうも、あおやんです。

 

5月上旬くらいからかな?Twitterか5ちゃんかは知らないけどどこからかいきなりバズり出した「連ちゃんパパ」という漫画を皆様はご覧になられたでしょうか。

 

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《画像引用元:「連ちゃんパパ」1巻》

 

「主人公含め大人の登場人物の大多数がクズ」という物語背景になぜか惹かれてしまい(病んでるのか私?)、導かれるままにマンガ図書館Zで全話読破してしまった次第です。

 

とりあえず、ひと通り読んでみた感想としては「なんて漫画を読んでしまったんだ…」と。

 

特筆すべきは主人公とその嫁の無自覚な凶悪さと残忍性。嫁の方は序盤からフリーザさんもビックリの悪行を働きまくります。そのあらすじをざっくり書いていきますね。

 

「連ちゃんパパ」の大まかなあらすじ(ネタバレ有り)

高校教師として平凡な毎日を送っていた主人公・日ノ本進(34)は、ある日突然嫁の雅子に家出されてしまいます。

 

理由がわからず途方に暮れていると借金の取立て屋が家に押しかけてきて、「お前の嫁に貸した300万を返済しろ」と詰め寄られる羽目に。

 

取立て屋と進の息子・浩司が言うには、雅子は地元で有名なパチンカスで進の知らないところで借金を重ねまくっていた様です。

 

なんとか取立て屋から逃れて浩司と一緒に雅子を探す旅に出る進。浩司からパチンコのコツを聞いて資金稼ぎをしたり、後から追いかけてきた取立て屋もうまく利用したりしながら、雅子の居場所を突き止めます。

 

しかし、なんと雅子は浮気相手と一緒にホテルに居ました。

 

進の必死の説得が功を成し、雅子は浮気相手と別れて家族の元に戻る選択をした…と思いきや、進たちをロビーに待たせたまま、ホテルの裏口から浮気相手と共に逃走してしまうというとんでもない展開にw

 

この一連の騒動がきっかけで、進は完全にダークサイドに堕ちてしまうのです。

 

進はみるみるパチンコ依存症へと変貌してしまい、「パチプロになる!」と意気込むものの雅子同様に借金を重ねる一方。さらに関わる人達を次々と不幸の底に陥れる疫病神となり果てます。

 

ここからはひたすら進・雅子・その他大人達がクズムーブを繰り広げるだけの漫画です。息子の浩司くんはただただ可哀想。

 

連ちゃんパパのヤバいエピソードとかネタバレとか

Twitter検索すればものすごい数のツイートが出てくるのですぐにわかりますが、数ある連ちゃんパパのヤバいエピソードを書いていきます。

 

  • 息子の浩司を300万円で嫁に売る(同じく300万円で買う嫁・雅子)
  • 借金を取立てる為だけに顧客の娘の学校に押しかけ、親の借金を暴露して回る
  • 勤務先の弁当屋の主人をパチンコ依存症になるよう誘導し、店が倒産するレベルの借金を背負わせる
  • 息子の担任を◯イプ
  • 元教え子達が善意でカンパしてくれた金をパチにぶっこむ
  • 自分の子供を何度も捨てる(雅子)
  • 再婚相手をマグロ漁船に売る(雅子)
  • フィリピン旅行を装い進に保険金かけて◯そうとする(雅子)

 

上記だけでも十分ヤバいですが、エピソードはまだまだこんなものではありません。

 

ちなみに主人公と嫁の凶悪さが群を抜いているってだけで、その他登場人物の悪行もまぁまぁ凄まじいです。元来相当な悪人であるはずの借金の取立て屋が一番善人に見えてしまうというとんでもない世界。

 

なんやかんやあって最終的に寄りを戻した進と雅子は最終回で更生ルートに入るものの、「あれ…これまたやらかすんじゃね?」という未来を示唆して終わるところはある意味ホラーです。

 

妻・雅子の無自覚な狂気は必見

パチンコ依存と性への依存は人生及びその人間そのものを滅ぼすという点については、特に雅子の行動を見ているとよくわかります。

 

パチンコで多額の借金作って男取っ替え引っ替えして子供を何回も捨てて挙句の果てに保険金◯人未遂…って、雅子みたいな一見普通の主婦がやるからこそ余計リアリティがすごい……っていうか、こんな事例がリアルで一度でもあってたまるかw

 

散々言われていますが27〜28話の話の流れにはゾクっとします。たぶん旦那の度重なるやらかしにキレちゃった末のあの行動だと思うんですけど、あの最後の笑顔からはなかなかの狂気が滲み出ていました。

 

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《画像引用元:「連ちゃんパパ」28巻》

こちらが問題のシーンです。

この1ページだけでゾクゾクしますね。

 

「自分の人生の邪魔になるものは徹底的に排除する」をナチュラルにやってのける雅子。大人しくしている時期だけ見れば普通にいい母親なのがまた怖いw

 

社会の底辺を見て安心したい人にはおすすめかも知れない漫画

乱暴な表現ですが見出しの通りです。

 

私自身、今でこそ真っ当に生きることができていますが、昔はまぁまぁ痛々しい日々を送っていた経験もありまして「あの頃の自分はまだマシだったと思いたい」という気持ちからこの漫画に惹かれ、目を通してしまったのかもしれないと思っています。

 

連ちゃんパパ夫婦の業の深さのレベルをキングスライムに例えるなら、「ちょっと黒歴史持ってますアピール」している一般人なんて、アリアハン周辺に出てくるスライムみたいなもんです。

 

物語自体は毒々しく殺伐としているのに、絵柄が超シンプルで可愛らしいもんだからスイスイ読めてしまうのも魔性の魅力ってやつですね。

 

ちなみにこれパチンコ雑誌に掲載されてた漫画らしいんですけど、パチンコ依存症に関しての注意喚起を促す役割というよりは、「この主人公に比べたら自分はまだマシ」って考えるパチンカスを増やすだけな気がします。

 


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