雑・アオヤンログ

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飼い猫がまぶたに爪を引っかけた話

どうも、あおやんです。

タイトルの通りなんですけど、半月ほど前の話です。

うちの先住猫様が下まぶたに爪をひっかけてしまいちょっとしたトラブルになりました。

 

すぐに病院へ連れていき処置してもらい結果として事なきを得たのですが、飼い主としての戒めというか備忘録の為に書き残しておきます。

 

朝起きたらとんでもない唸り声がした

朝10時。先住猫の唸り声で目が覚めました。

「ま〜〜〜た後輩猫と喧嘩でもしてるんかぁ?まったく…」と思ってソファを見ると普通に座ってる後輩猫。

 

あれ?と思いカーペットの方を見るとなんと下まぶたに親指の爪を引っかけてギャオオオオオン!!と唸っている先住猫の姿が。

 

私「!?!?!?!?!?」

わりと長い年月に渡り猫と暮らしてきた身ですけど、こんな事は初めてでしたね。というか傍から見ると相当ホラーな光景でめちゃめちゃ焦りました。

 

幸い血が出てる様子はなく瞬膜(白い膜)がガッツリ張っていたので、シンプルに下まぶたのみにひっかけているだけの様でした。

 

なんとかまぶたから爪を外そうと試みるものの、狂ったように叫びとても手が付けられない状態の先住猫。

 

さらに、異常事態と察したのか起きて泣き出す娘(3歳)。なんなんだこの修羅場は…。

 

とりあえず爪を切ろうにも爪切りを当てるには危険すぎる位置。しかも爪は深い部分まで引っかかっています。これは切れねぇ。

 

というか切れたとしてもまぶたに入りこんでる爪どうすんだよって話なので、たぶん切っちゃダメなやつだこれ。素人にはどうしようもなく詰み状態でした。

 

それよりも「もしかしてこれどこかに刺さってるのでは…抜いたらヤバいことになってしまうのでは…」と不安になる私。素人が余計な事をして万が一失明でもしてしまったら…!

 

もうこんなのプロに頼むしかないだろ!!

幸い午前中で病院が空いている時間だったので先住猫をそっと網で抱えてキャリーに入れ、ついでに娘っ子も抱えて車に乗り込み、10分走った先にある動物病院へ。

 

部屋着メガネスッピンボサボサ頭のまま、その上歯も磨いていないような状態でしたがなりふり構っていられません。さすがにマスクはしましたが。

 

我が子に靴も履かせていない事に気付いたのは動物病院に着いてからでした。かなり焦っていたはずなんですが運転は冷静にできていたので人間の脳ってすごいなぁって。

 

行きつけの動物病院へ

幸い我が家の猫達行きつけの動物病院が空いており、比較的早めに診てもらえました。

 

というより私が「すみませんできるだけ緊急で診て頂けませんか!!」と切羽詰まった様子だったので、受付のお姉さんが先住猫の入ったキャリーをすぐに処置室へ持って行き状況を先生に伝えてくれたようです。

 

そしてものの10分もしないうちに先住猫のまぶたから外される爪。「外れましたよ〜、爪も切っておきましょうか」とあっさりした感じで伝えてくれる受付嬢。

 

いや、プロまじですげえ…。

あんなこの世の終わりみたいに叫び狂ってた猫相手にどうやって対処したの…そちら怪我人とか出てないですか…。

 

ただ暴れるので詳しいところまで診れなかったのと、わりと長い時間爪がまぶたに入っていたことから目に炎症が起きるかもとの事で、抗菌剤?炎症止め?の注射を打って頂き帰宅。

 

短時間ではありますが、眼球に凹みができてしまっていました。痛かっただろうなぁごめんよ…。

 

いかなる手段を使ってでも猫の爪は定期的に切るべき

うちの先住猫かなり気性が荒くてですね、爪を切るのが基本的に難しいからとついついサボりがちになってしまってたんですね…。

 

それが今回のトラブルに繋がってしまいました。猫の命を預かる者として心から反省しております。

 

そして誓いました。

「マジでいかなる手段を使ってでも猫の爪は定期的に切る」と。

 

私はあまりに猫の爪の怖さを甘く見ていたのだと実感しました。先住猫は気性は荒いけど他者を傷つけようとはしない子なので、爪が少し伸びていてもまあ良いかと楽観視していましたがそれはとても危険な感覚なのだと。

 

他者を傷つけなかったとしても自身を傷つけてしまう可能性がある。猫の爪とはそれ程までに恐ろしいものなんですよね…。

 

とりあえずその日のうちにAmazonでこれをポチりました。

届いた後さっそく後輩猫の爪切りに使ってみましたが、噛みつかれることなく爪を切れるって素晴らしいですね…。もっと早く買うべきだった…。

 

ちなみに無事帰還した先住猫はケロッとしており、時々目をショボショボさせているものの今のところ異常はないようです。

 

血が全く出ていなかったので、幸い眼球やまぶたの裏側が傷付くような引っかかり方はしていなかったんだと思われます。下手に動かさずにすぐ病院へ連れていって良かった。

 

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当日夜の猫さんの様子。

ちょっとだけ痛そうですが次の日にはまんまるお目目に戻っていました。

 

もうこんな事は二度とあってはいけないレベルなんですけど、仮にまた同じことがあった場合は以下の流れで対応しようと思います。

  1. どう見ても素人が対応できない状態なら即病院へ
  2. 病院が閉まっている場合は動物救急を利用
  3. 頼れる病院が無い時に備え、動物医療の電話相談先を事前に探しておく

 

それにしてもまぶたに爪引っかかってる(というか見た感じ完全に刺さってた)愛猫を見るのはなかなかにトラウマ物でしたね…。

 

仮に眼球が傷ついて出血してたら。

動物病院がどこも空いていなかったら。

ゾッとします。

 

こういう異常事態も時には起こりうるのだということを頭に入れて、猫のリスクマネジメントをきちんとやっていきたいと思います。


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