どうも、あおやんです。
グリムノーツRepageの一つの山場とも言える新想区「プロメテウス」が実装されましたね。
私もさっそくプレイしてシナリオを読み込ませて頂きましたが、もうこれ以上ないくらい尊さにあふれた内容です。語柔力が追いつきません。
ただ、例によって今記事にも新想区のネタバレが満載です。
ネタバレされたくない人は、この先を絶対に読んではいけません。
実に濃厚な展開の「プロメテウスの想区」考察・感想レビューです。
それでは、どうぞ。
「プロメテウスの想区」キャラクター別まとめ
グリムノーツという物語は、練り込まれたストーリー展開を大前提として、「キャラ萌え」と言うスパイスが物語を盛り上げていると言っても過言ではありません。
例によって、「プロメテウスの想区」における各キャラクターの立ち位置をベースに、感想・考察などをまとめてみました。
【レヴォル】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
現状の扱いは、ガンダムSEED続編の主人公の空気感を思い出します。
ただ前作主人公エクスや調律の巫女一行の物語は今回で一区切り付いたので、今後はレヴォル自身についても掘り下げていくことになるのかな?と思います。
「エレナの王子様」という立ち位置が所々でアピールされていて、彼女を本当に大切に守っている様子が伝わってくるので、ここを美味いこと活かしてほしいですよね。
デウス・プロメテウスにしてもアンデルセンとも関係している感満載なので、ここ関連でもレヴォルの見せ場は来るんじゃないかなと思っています。
【エレナ】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
前回は失敗しているだけに、今回の想区ではてっきり「創造」の力を使いこなせるようになるとかそういうイベントがあるかと思いきや、普通に「再編」だけして終わるという。
エレナについては、「創造」の力とモリガン関連がどうなっていくのか?って感じですねー。
今回もあの窮地でモリガンが出てきてくれるのかと思いきや、そんな事もなかったですし。
アンデルセンが現れなかったらエレナは間違いなく殺されていたのに、それでも出てこなかったモリガン。相当心の傷が深くなってるんでしょうか。
モリガンだった頃に男爵との間に何があったのか?というのも新たな伏線として現れたので、ここもどうなるか気になるところ。
【ティム】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
今回の彼はシスコン度が最高潮でしたねw
シェインとの出会いのシーンも描かれていて良かったです。
タオに対して「これは勝てねー…」みたいに負けを認めていたところも、ティムにとってシェインは本当に特別な存在だったんだなぁと思わせるシーンです。
で、実の血縁の方のルイーサ(ヘカテー)が、カオステラーにされる為にプロメテウス側に置かれていたという真相も判明しました。
ティムにとってはただひたすら辛い展開に見舞われた訳ですが、なんとか乗り越えられたようで良かった。ぶっちゃけ兄妹のどっちか死ぬんじゃないかと心配してました。
結果ハッピーエンドに導かれたから良かったものの、もしこれでルイーサ死んでたら後味悪かっただろうなぁ。
なんとかルイーサも取り戻せた訳で、彼女の心の傷が癒えた頃には、きっと仲良しの兄妹に戻れるはず。
【アリシア】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
何気にアリシアは一行の中で最も「普通の女の子らしい女の子」って感じになってきているイメージです。
今回パーン先生を巡るライバル(?)が現れてしまった彼女ですが、実際のところパーン先生への気持ちは恩義なのか恋心なのかいまいちハッキリしてないのがアレですね。「憧れ」なのかなーという感じもしますが。
そういえば念願の調律の巫女一行とも出会えた訳なんですが、サインはもらったんでしょうか?
レヴォル同様に空気化しつつあるアリシアですが、次回想区でおそらく彼女やパーン達の故郷に戻ることになりそうなので、そこでまた見せ場がやってきそうです。
【パーン】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
いつでもブレない格好良さに定評があるパーン先生。
実際レヴォルやアリシアと合わせて空気キャラ化してるはずなんですけど、発言がいちいちカッコいいから目立ってしょうがないw
あと地味に説明役として出てくるシーンが多く、前作キャラのカーリーやロキとの絡みもある人なので、出番自体もけっこうあります。
次回以降、フォルテムに戻った時にロキやカーリーの話題と絡めて見せ場が増えそう。
そしてパーティの男性陣の中ではかなりモテモテの部類に入ってきているのが微笑ましいです。
良い仲間をたくさん得られて良かったね先生。
【シェイン】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
いやー、もう…「シェイン良かったね!!!!!」としか言えません…。
100年の悲願がようやく達成され、大好きなタオ兄や仲間達を取り戻すことができました。
プロメテウスに取り込まれていた調律メンバーとは、仕様上もう一緒に想区を渡り歩くことができなくなった訳ですが…。
弟分や新しい仲間達、そして旧仲間メンバーのエクスと一緒に、新しい目的をもって新たな戦いに挑むことになります。
全てが終わったらエクスと共にフィーマンの想区に戻って、タオやレイナ、仲間達と幸せに暮らしてほしいですね。
【エクス】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
今回でエクスという名前がようやく意味を持った?感じになり、文字通りレイナやファムにとっての白馬の王子様となりました。
レイナへの気持ちはいつの間にあんな燃え上がったの?という疑問もあるんですが、よく考えればレイナはエクスにとって、「身体ごと操られていた自分の精神を100年かけて守ってくれて、しかも愛の告白までしてくれた仲間内の女の子」です。
そりゃ思春期男子としては落ちるしかないw
100年かけて恋愛感情が育ちまくってのあの返答シーンに感動です。
「プロメテウスの想区」ラストにて正式にパーティに加入し、次回からは新しい仲間達との交流や、旧仲間メンバーのシェインとの男女の友情トークも見られそうなのが嬉しいですね。
【レイナ】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
元ヒロインとしてエレナとの共同作業でもやるのかと思いきや、最後まで囚われのお姫様でした。
そして、実は仲間達と共に100年前に死んでしまっていた(正確には死んでる途中みたいな感じ)という事実。
ここもけっこう衝撃です。生き返ったから良かったものの。
フィーマンの想区で先祖であるドロテアさんと並んでたら、ますます先祖感がすごいよ姉御…!
エクスから告白の返事ももらえてハッピーエンドをゲットできた訳ですが…
彼女だけ「新星」デザインじゃなく旧デザインなところや、ストーリー中の「多分私じゃないからだと思う」みたいな意味深発言など、まだ伏線が残っている感じです。
もう「空白の書」の持ち主ではなくなったという仕様上、新主人公としての加入は期待できなさそうです。
でも、もしファムとマキナプリンスをイマジンとした創造主でプレイアブル化されたら、さすがに尊すぎて課金するかもしれないw
【タオ】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
安定のカッコ良い兄貴でした…。
実はタオシェインの出会いにはある「秘密」があって、それをシェインが負い目に感じてずっと隠し続けていたことも今回初めて明かされました。
ですが、その「シェインが隠していた事」を実は知っていたタオ。それでも黙って彼女を妹分にしたという背景がまたなんとも男らしい。
そしてシェインの弟分ティムや、ティムの実妹であるルイーサもまとめて俺の妹弟じゃ!!とか言い切っちゃう男前ぶり。
感服ですねー、そりゃティムも負けを認めるわ…。
【エイダ】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
エイダさんとシェインの再会シーン泣いた派。
シェインの100年の苦しみを分かち合うことができる彼女だからこその上記のシーン。
この後シェインに「本当にありがとう」と繰り返して伝えるのがまた感動なんですよ。
その後の「まさかこの歳で年上の男性に巡り会えるとは!!」には吹きました。
エイダさんにも春が来たようで本当に良かった。(成就する確率は低そうですが)
もうこのイベントでエイダの好感度は爆上がりです。クロヴィスとも相変わらず良いコンビでした。
【クロヴィス】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
もはや語ることもないほどにいつも通りだった彼。ヒーラーになったってマジか…きっとイメージとしては「殴りメイジ」ってやつですね、きっとそうだ。
そして相変わらず女に辛辣で男には優しいw
こんな公式◯モなかなかおらんで…と思いながらも、エクスレイナが無事くっついた事に関してタオ達と一緒にネタにして笑っていたのでそこは認めている様子。
「再編」メンバーに対してもお詫びを言ってるところとか地味にカッコ良い発言もあり、イケメンのメンタリティは健在のようです。
お慕いするエクス君が、自分の元コネクト種であるAT/DFになった件についてはどう思っているのでしょう。内心めちゃめちゃ喜んでそうw
【サード】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
前作の佳境「アーサー王の想区」で仲間入りして、そんなに時間も経たないうちにプロメテウスに殺されて吸収されて…と何気にめちゃくちゃ不遇な彼女。
「サードだけでもなんとか助けられないだろうか…」とタオにも言われるほどでしたが、それでも調律メンバーと運命を共にすると決意する彼女は立派でした。
結局調律メンバー全員助かった訳なんですけど、助かったら助かったで空気キャラになる気がしないでもないw
個人的にはルイーサちゃんの心のリハビリとか手伝ってあげてほしいです。歳も近そうだし長年プロメテウスの中にも居た訳で、そんなサードだからこそ彼女に言ってあげられる事もありそうな。という妄想。
明るくて素直な子と暗くてツンデレな子。真逆なだけにめっちゃ相性良さそう。
【ファム】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
実はマキナプリンスと行動を共にしていたファム。
彼と共にエクスを覚醒させる事で、打つ手が無くなった最悪の状況を挽回させ、逆転勝ちに導きます。まさに今シナリオにおける「救世主」です。
エクスへの気持ちもほぼ明言されましたが、同時に失恋という形にもなってしまいました。
「王子様とお姫様は両想いかもしれないけど、もし魔女も王子様を好きだったら、魔女はどうしたらいいんだろうね?」という問いかけにはグッときます。
エクスへの恋心はあるものの、レイナの事も大好きなファム。むしろ元からレイナを優先してるとこありますし、この2人が幸せになるのがファムにとっての幸せにも繋がると。ああ切ない。
デウスエクスマキナ登場シーンからミュンヒハウゼン男爵に啖呵切るとこはめちゃくちゃカッコ良かったです。
「ウチの王子様をなめんなよぉー?」ってw
本当にファムは良い仕事しかしない。
そしてやっぱり生き返ることはできないのね…。
死んだタイミングがなー、他の連中とは違うからねー…。
【シャルル・ペロー】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
今までの怪しい行動の全てはレイナ達の魂を入れる身体を作る為だったという真相が明かされ、ファム並みに今回のシナリオに貢献した人。(レオナルドもですが)
シャルルの呼びかけが無ければエレナも「再編」することを決意できていたかわからなかった訳で、あの場に彼が居なかったらレイナ達5人どころか全員あの世に召されていたかもしれません。
「創作者の名に懸けて、必ず君達をハッピーエンドに導くと約束する(だから再編しろ)」とか…なんという名台詞…。
【レオナルド・ダ・ヴィンチ】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
「空白のホムンクルス」をネタにクローン技術を編み出して調律メンバーの新しい身体を作ったとか、ある意味で神様みたいな人。
「想い合う者同士をくっつけるのが最高の道楽」とか言ってましたけど、ある意味同人作家の鑑じゃないですか…創造主なのでガチの作家ですけど。
プロメテウスの剣に付着したレイナ達の血を媒介にしたそうですが、プロメテウスの剣どこで手に入れたの?付着した血はどうやって5人それぞれに分けられたの?みたいな細かい疑問は残ります。そこはまぁ創造主パワーということで。
【キュベリエ】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
今回は駄女神じゃなかったw
シャルルの言葉をエレナ達に届ける時の「女神ぱわー!!」のシーンはなかなかの興奮ポイントです。
ただサブイベントとかで時々見られるなんか隠してそうな感じはなんなんでしょう?悪いことはしてないんでしょうけど、まだまだ裏がありそうな女神様。
【ドロテア・フィーマン】
《画像引用元:グリムノーツRepage》
意外と見せ場がなかったw
てっきりエクスを覚醒させるのはドロテアさんだと思ってたんですが。
やっぱり今の彼女は仮初めの存在のようなので、できることも限られているみたいですね。
今後はあのフィーマンの想区で調律メンバーやルイーサのお世話をしたり、レイナやエレナに色々教えたりする立ち位置になるんだろうなーって感じです。
まとめた
現状や残った謎をまとめますとこんな感じです。
- 調律の巫女一行は無事復活
- 諸事情でエクスだけ再編の魔女パーティに同行
- レイナは今後「新星」化するのか?
- ルイーサ(ヘカテー)も生還したけど精神的なリハビリ必須
- 次の目的地はフォルテム学院
- マキナプリンスとファムは箱庭の王国に戻る
- モリガンの今の状況は?
- プロメテウスは完全体になったっぽい
- ミュンヒハウゼン男爵はあの後どうなったのか?
- ヨハネ学院長代理とか言う新たなキーキャラ
- カーリーの遺産とは?
とにかくストーリーが綿密に練られまくってて、私ごときのヘボ文章力ではまとめきれないとこもありますし、解釈違い起こしてるとこもあるかもしれませんが、そこは何卒ご愛嬌。
おそらくファンにとっての1番のクライマックスポイントを乗り越えたにもかかわらず、まだまだこの先の展開が楽しみすぎて目が離せませんね。