どうも、あおやんです。
我が家には1歳3ヶ月の娘と、1歳4ヶ月(推定)の飼い猫がおります。どちらもヤンチャ盛りであり、まだ何も理解できない幼い娘が愛猫を怒らせることもよくあるので、親としてはヒヤヒヤものです。
それでもなんとか1年以上、赤ちゃんと猫との共同生活を続けており、願わくば娘が大人になるまで愛猫には長生きしてほしいと思っています。
ねこ鍋……じゃなくてねこ籠。
今回のテーマは「猫と赤ちゃんが共存する為に親が気をつけるポイント」です。既に猫を飼っており我が子が産まれる人や、猫がいるけど子供を作って良いのかな?と悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
猫と赤ちゃんの共存。注意すべきは猫アレルギー
基本的には、猫と赤ちゃんがひとつ屋根の下で一緒に暮らすことは可能です。ただ赤ちゃんが重度のアレルギー持ちなど、身体に深刻なダメージを与えるおそれがある場合はやめておくべきでしょう。
赤ちゃんの両親が重いアレルギーを持っているなどの場合は、アレルギーが赤ちゃんに遺伝している可能性があります。よって新しく猫を迎え入れるのはいったん見送る方が良いですし、既に猫を飼っているならお医者さんにアドバイスをもらってみることをおすすめします。
ちなみに我が家の娘もアトピー持ちで、私も軽いアレルギー持ち(花粉・金属・ハウスダスト等)ですが、軽度なこともあり猫を飼っていても身体に異常はありません。
出産1ヶ月前にとある事情から愛猫をお迎えすることになり、そのままひとつ屋根の下で赤ちゃんと愛猫を育て続けていますが、幸い娘の身体には猫を飼うことに関わる重いアレルギーは無かったようなのでうまくやれています。
赤ちゃんと飼い猫の共存で親が気をつける点
赤ちゃんと飼い猫が同じ屋根の下でどちらも平和に暮らしていくには、親の気配りが必須です。ここでは注意すべきポイントをまとめてみました。
1:飼い猫の爪は定期的に切る
赤ちゃんが育ってきて何でも興味を示すようになってくる頃、飼い猫に手を出してしまうことがあります。乱暴に触られたことで怒って赤ちゃんを引っ掻く猫ちゃんもいるので、赤ちゃんが大怪我をするおそれがあります。
親がどんなに気をつけていても、ちょっと目を離した隙に子供はやらかしてしまうものです。万が一猫ちゃんが手を出してしまっても、きちんと爪を切っておけば赤ちゃんが怪我をする可能性は低くなります。
2:赤ちゃんには小さい頃から猫との触れ合い方を教える
さすがに1歳そこそこで理解するのは難しいでしょうが、1歳半ばになってくると親の言うこともわかってくる頃。できればこの段階で猫ちゃんとの触れ合い方をしっかり教えてあげましょう。
猫を乱暴に触らない、叩いたりつねったりしない、優しくなでてあげるなど、親がお手本を見せながら教えてあげること。また赤ちゃんが猫ちゃんに手をあげていたらすぐにやめさせるか、猫ちゃんを高い場所等に避難させてあげて下さい。
諦めずにずっと続けていけば赤ちゃんも成長するにつれ理解するので、猫ちゃんと赤ちゃんの争いも無くなっていきます。
3:赤ちゃんと飼い猫、どちらにも平等の愛情を注ぐ
猫ちゃんも家族の一員であり、幼い猫であればもはや自分の子供のようなものです。赤ちゃんと猫ちゃん、両方に愛情たっぷりに接してあげてください。猫ちゃんは自分に向けられる愛情をきちんと理解しています。
4:部屋の掃除をこまめにする
赤ちゃんが居る家なら部屋を清潔に保つことは基本ですが、猫がいる場合、猫の毛の散乱が目立ちやすくなるのでよりこまめに部屋の掃除を心がける必要があります。
親がしっかり部屋の掃除を習慣づけていれば、軽度のアレルギー持ちの赤ちゃんでも猫と一緒に暮らすことは基本的には可能です。(個人差があるので一概には言えません)
5:飼い猫のごはんやお水、トイレの置き場所に注意
赤ちゃんが小さいうちは問題ありませんが、成長するにつれて猫のごはん・お水・トイレなどに興味を持ち触るようになります。
ここで気をつけたいのが猫のカリカリフードやトイレの砂を赤ちゃんが誤飲してしまうこと。これは下手したら命に関わるので断固阻止しましょう。
対策としては猫のごはん・お水を子供の手の届かない場所に置く、トイレに子供の身長くらいの高さの囲いを設置する等があります。
我が家の場合ですが、天井が外せるタイプのミニケージの中にトイレを入れ、娘が入れないようにしています。さらに側にキャットタワーを設置し、愛猫が出入りしやすい形状に。
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ごはんとお水については、3段ケージの2段目を開放し、こんな感じで置いています。
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3段目の底板を2段目に移動させたらこの形になります。
飼い猫と赤ちゃんの共存・まとめ
以上、猫ちゃんと赤ちゃんが共存する為に気をつけるポイントをまとめました。
我が家の娘もヤンチャ盛りで愛猫にすぐ手を出そうとするので、親としては毎日ヒヤヒヤしながら見守っています。ただ愛猫も学習しているらしく、本気で嫌な時は自ら逃げていきます(笑)
反面、娘が転んで大泣きしている時は慌ててやってきて「大丈夫?」と言わんばかりに周りをウロウロしている時もあるので、愛猫にとっても娘は守るべき存在に見えているようです。
猫ちゃんをお迎えする家庭が増えてきた昨今、この問題で悩まれている方も多いかと思います。ですが、猫with赤ちゃんというのは意外とうまくいくものです。
身体面で問題なさそうであれば、飼い猫と赤ちゃんとの共同生活に踏み切ってみてはいかがでしょうか。