どうも、あおやんです。
私は娘を出産するまでの2年ほど専業WEBライターをやっていまして、現在も育児やブログ運営をしながら、スキマ時間を使ってお小遣い稼ぎ程度の仕事はしています。
ただ悲しいかな、我々WEBライターという仕事に就く者をゴミ呼ばわりする人達も一部いる訳でして。
なぜなら、「いかがでしたかブログ」と呼ばれる「10倍に薄めたカルピスみたいな量産型ブログ」を作っているブロガーに手を貸す、雇われ量産型WEBライターがネット界隈には多数存在するからです。
今回は「いかがでしたかブログ」や、WEBライターという仕事に対する私の思いを書いてみました。
あと量産型WEBライターから脱却する方法についてもまとめてみます。WEBライターとして本格的な活動をしていきたい人は、よかったら頭の隅にでも置いといて頂けたら幸いです。
【目次】
- 「いかがでしたかブログ」って何?
- 「ゴミ量産型WEBライター」と言う悲しきレッテル
- 量産型WEBライターから脱却する方法
- WEBライター講座、受けてみる?
- まとめ:「いかがでしたかブログ」は卒業しよう!
「いかがでしたかブログ」って何?
ひとことで言うと「やたら長文の割に内容が伴っていない薄っぺらいアフィリエイトブログ」のことですねw
記事の最後、まとめの冒頭に「いかがでしたか?」と書くのがテンプレ化しているのがこの手の記事の主な特徴…でしたが、今はそれだけに留まらないようです。
むしろ最近はあからさまなものが減ってきており、このような特徴を持つアフィリエイトブログは基本的に「いかがでしたかブログ」と揶揄されがちであるとのこと。
- 読者の気持ちに寄り添えていない内容
- 読者の知りたい事がまったく書いていない内容
- 検索順位上げる事しか考えてない内容
- 商品売る事しか考えてない内容
- アフィブログはだいたいみんなそんなもん(ネット民による基本イメージ)
き、きびしい〜!
アフィブロガー全否定〜!
まあとにかく、読者側の見る目がここ最近で特に厳しくなってるらしいんですよ。ブログ界隈って。(偏見が強くなってるとも言える)
中でも特にしょうもない釣り・アフィ記事ばっか書いてるブログは叩きに合いやすい訳。個人的には、今は亡きnaverまとめやトレンドまとめ系ブログが根本の原因ではないかと思ってますが。
いかがでしたかブログが作られる仕組み
そもそも「いかがでしたかブログ」は、ブロガーやサイト運営者が、WEBライターに記事執筆を依頼した結果生み出されるものであることが多いです。
もちろん、ブロガー本人が書いてるケースもあるけど。(私の昔の記事にもあるので削除&リライトしている最中です)
私もクラウドワークスでライティング案件を受ける時に、たまに「いかがでしたか構文」を書かせようとするクライアントに出会います。
たいていの場合はテストライティングの時点で、クライアント側のブログ運営方針に「いかがでしたか」の片鱗が見えるんですよ。その場合、そのクライアントとの直接契約はなるべく避けようと試みます。
ただ、そういう奴さんほど直契約してから「事細かく書き方を指定した執筆マニュアル」を出してきて、ライター達に意地でもいかがでしたか構文を書かせようとしてきます。
ライター側の心情としては、「もう直契約しちゃったし切りづらいやん…そもそもワイかて生活費稼がなあかんしやるしかないやん…。」ってなっちゃいますよね。
さらに何も知らない初心者WEBライター達は、「いかがでしたか構文」をまともな記事の書き方と認識させられてしまっていることも多いです。
なんなら発注するクライアント側も、アフィカスっぽいブログの書き方しか知らないケースもあるくらい。
そうして無知なクライアントが無知なライターを安く買い叩き続けた結果、ネットの海にいかがでしたかブログが増えていきます。これじゃ「クラウドソーシングはアホの集まり」とか言われても仕方ありませんね。
ブロガー本人が書いてる「いかがでしたかブログ」はどうなのよ?
一個人ブロガーの書くいかがでしたか風のブログは、そもそも検索上位に上がらないように最近は変わってきているようです。(基本ドメインパワーが低いのもある)
先達ブロガーさん達のお話によると、ここ最近のSEOはより厳しくなってきてるらしく、アフィリエイトサイトを運営しているブロガーは日銭を稼ぐ為に日々試行錯誤を重ねています。
ちなみに私のブログはある程度読者の属性を固定して、「想定読者以外のアクセスは無くてもオッケー」というスタンスに変えていってる途中です。いよいよ雑記じゃなくなるけどね。
見る人が見れば、この記事を書いている私も「いかがでしたかブロガー」の同類と思われているかもしれません。(まぁ過去にそういう記事書いてたこともあるし仕方ないんだけど)
だからこそ、「私のブログが好きな人だけ見に来てくださいね。苦手なら回れ右でお帰りください」というスタンス。特にアフィリエイトブログやるのであればベターな運営スタンスじゃないかって思う訳です。
「ゴミ量産型WEBライター」と言う悲しきレッテル
「いかがでしたか構文」を書いているWEBライターは、残念ながら今でもめちゃくちゃ多いです。
クライアント側の執筆マニュアルが身に染み付いて取れなくなっちゃってるんでしょう。私もそうだったからわかります。
そしてその影響か、WEBライターと聞くと「ああ、いかがでしたかブログ書いてる奴らか」と一括りにされ、社会的なイメージも落ちていっちゃってる傾向。
時には「ゴミ」とか言われちゃうこともあります。悲しいね。
真面目にWEBライターとして仕事をしている人達にとって、こんな不名誉な話はありません。
本来WEBライターってバカにされるような仕事ではないんです。底辺ライティング案件を乱発する無知なクライアントと、それを受けてしまう無知なライターが多すぎるからこそ、このような悲劇が起きていると言えます。
あ、クラウドソーシングサイトが悪い訳では決してないと思ってますよ。掲載する案件はちゃんと吟味して決めてほしいですけどね!
量産型WEBライターから脱却する方法
さて、我々WEBライターが世間にバカにされない社会人の一員として活動をしていくにはどうしたらいいかって話ですね。
私の意見としては以下2点です。
- 安い仕事は意地でも受けるな
- とにかく専門知識を身に付けろ
それぞれ詳しくまとめていきますね。
文字単価1円以下の案件は受けない
これをきっぱりと辞めるだけでもWEBライターとしてひとつ前進できます。
なにせ文字単価1円以下の案件は、より一層「いかがでしたか」感の強い記事を書かされる確率が高いです。
「でも文字単価1.5円以上の案件なんてレベル高くて採用してもらえないし」って思うライターさんもいると思います。
確かにクラウドソーシングサイトって、ある程度プロフィールや受注実績が備わっていないと、クライアント側が警戒して採用したがらないですしね。
プロフィールや受注実績が十分に作られていない場合のみ、甘んじて低単価案件を受けて実績を積むことも必要になってはくるでしょう。
しかしね、いつまでもそれではダメなんです。
ある程度実績を作ることができたら、営業をかけていく為のポートフォリオを作成し、それらを武器に高単価案件に挑んでいくべきです。
文字単価2円を超えてくると、より専門性・網羅性・信頼性を重視するクライアントとの仕事が舞い込んできやすいです。
そういうクライアントと直接契約を結ぶことができれば、専門メディアやWEB以外での媒体での執筆もやらせてもらえる可能性が出てきます。
最終的にクラウドソーシングを卒業し、企業との直接契約だけで生計を立てられるのが、WEBライターの理想形のひとつと言えるでしょう。
より専門的なWEBライティング知識を身に付ける
WEBライターとして仕事をしつつ、さらにライティングレベルを上げていきたいのであればとにかく学び続けること。
WEBライティング、WEBマーケティングの専門知識を学び続けましょう。何をやるにしても、先達の皆様から基礎と応用を教えて頂くことは大事です。
基本的にアフィリエイト記事なんて楽しんでもらえるものではないので、よほど読み手の心や悩みに刺さる内容でないと需要はありません。
「読者が欲している正しき答え・選択肢」を知り、的確に記事にできているかどうか。これができてないWEBライターが多いからこそ、「いかがでしたかブログ」がたくさん生まれてしまうのだと思います。
私もそう考えるようになってからは、ブログ運営、WEBマーケティング、ライティングの勉強を欠かさないようにしている毎日です。
専門書も何冊か買って読み、簡単なものですがライティング講座も受けました。今は空いた時間を使い、動画や書籍でWEBマーケティングを勉強しているところです。
WEBライターだけじゃなくて、WEBデザイナーも、ブロガーも、YouTuberも、ライバーも、それ一本で飯を食えてる人はその職について日々研究に研究を重ねていらっしゃる。
決して甘い世界ではないというか、そもそも在宅ワークって、素人が生半可な気持ちで手を出して棚ぼた儲けを狙えるようなものじゃないんです。
WEBライター講座、受けてみる?
そういうことなので、ここからは興味がある人だけ読んでくださいね。
さらなる知識を付けて、WEBライターとしてレベルアップしたい人に一つ講座を紹介しています。
個人的には、知識付ける為とは言えやたら多額のお金かけて学ぶのもな〜…と思う派なので、なるべく安価なものをピックアップしました。
「あなたのライターキャリア講座」のセルフコースは個人的におすすめです。総費用が5万円近くと比較的安く、また添削・フィードバックのクオリティが非常に高いと評価されています。
WEBライターに限らず、広報ライター、コピーライター、書籍ライター、ブロガーなど、書くことを仕事にしている人がスキルアップ目的で受けることが多いようです。
受講期間も平均2〜3ヶ月と短いので、WEBライターの仕事と両立しながら取り組みやすいですね。ライティングに必要な思考力はもちろん、読み手の立場に立った文章表現の仕方も学べるので、興味のある人は受けてみてください。
>>> 1年半で180名が受講!大企業も申し込むライティング講座
(リンク先:公式サイト)
まとめ:「いかがでしたかブログ」は卒業しよう!
インターネットは時代とともに進化・変化を重ねていってます。ネットを使って生計を立てている私達は、その時代の波ってやつにうまく乗っていかないと生きていけない訳ですよ。
ブロガーなんかも最近じゃ、SEO対策と同時にYouTubeやSNSも攻略して味方に付けないと生計立てられるレベルまで行けないなんて言われてますからね。
最低限「いかがでしたかブログ」を書かないということは、もう我々ブロガー・WEBライターの信条とするべきところです。
ネットの海が少しでも綺麗になり、「ググる」という行為がもっと人々にとって有意義なものとなればいいなと思っています。SNSやTwitterに負けるなGoogle検索。